これらの機能の詳細は、『SonicWall SonicOS X シリーズ/N シリーズ ソリューション配備ガイド』を参照してください (サポート ポータル (https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/technical-documentation//) の「製品を選択します」フィールドで「TZ シリーズ」を選択します)。
PortShield 機能を伴った高可用性 (HA)
HA モードにおける PortShield 機能が共通アップリンクを使用してサポートされます。この設定では、アクティブ/スタンバイ装置とスイッチの間のリンクが、すべての PortShield トラフィックを伝送する共通アップリンクとして機能します。また、この設定では、PortShield ホストとして機能する装置インターフェースが、アクティブ装置とスタンバイ装置に接続された同じスイッチではなく、独立したスイッチに接続されている必要があります。これにより、同じ PortShield VLAN でのパケットのループが回避されます。PortShield メンバーは、アクティブ/スタンバイ装置から制御されるスイッチのポートに接続できます。
VLAN トラフィック用の共通アップリンクを介した一元管理
VLAN は共通アップリンクでもサポートされます。このため、装置とスイッチを結ぶ単一のリンクで、スイッチを管理する装置の管理トラフィック、セキュリティ装置のインターフェースに対応する IDV (Interface Disambiguation via VLAN) VLAN の PortShield トラフィック、および共通アップリンク インターフェースに存在する VLAN サブインターフェースのトラフィックを伝送できます。
同じスイッチに対する専用アップリンクまたは共通アップリンクとして設定されたセキュリティ装置インターフェースに、重複する VLAN が存在することはできません。これは、VLAN 空間がスイッチ上でグローバルだからです。
アクセス/トランク設定用の VLAN を選択せずに、拡張スイッチ インターフェースから共通アップリンク インターフェースへの PortShield を設定することはできません。