VPN トンネル インターフェースによる IP ヘルパーのサポート

VPN トンネル インターフェースで IP ヘルパーをサポートできます。「トンネル インターフェース サポートを使用した IP ヘルパー内の DHCP リプレイ」 は、IP ヘルパー内の DHCP リプレイの簡単な例を示しています。

• PC は、DHCP プロトコルから IPv4 アドレスを取得するために必要な機器です。
• ゲートウェイ A は、ゲートウェイに対応した IP ヘルパーです。
• ゲートウェイ B は、DHCP サーバを備えたゲートウェイです。

トンネル インターフェース サポートを使用した IP ヘルパー内の DHCP リプレイ

VPN トンネル インターフェースを使用して IP ヘルパーを設定するには、以下の手順に従います。

「トンネル インターフェース サポートを使用した IP ヘルパー内の DHCP リプレイ」の数字は、タスクの番号に対応しています。

1. PC:
   1. ゲートウェイ A の LAN (X0) サブネットに接続します。
   2. DHCP モード経由で IP アドレスを取得するように設定します。
2. ゲートウェイ A とゲートウェイ B の間の VPN トンネルの設定
   1. VPN トンネル インターフェースを追加します。
3. ゲートウェイ B:
   1. トンネル インターフェースの IP アドレスからゲートウェイ A の X0 インターフェースへのルート登録を追加します。
   2. トンネル インターフェースの発信インターフェースを追加します。
   3. PC の DHCP スコープとして IP アドレス範囲を追加します。
4. ゲートウェイ A:
   1. IP ヘルパーを有効にします。
   2. X0 からゲートウェイ B のトンネル インターフェース アドレスへの IP ヘルパー DHCP リレー プロトコルを追加します。プロトコルは DHCP です。