グループの設定を行うには、以下の手順に従います。
「ネットワーク | システム > フェイルオーバー & 負荷分散」ページの「グループ」テーブルで、設定したいグループの設定アイコンを選択します。「LB グループの修正」ダイアログが表示されます。
「発信の負荷分散方法」セクションから、負荷分散の種別 (方法) を選択します。オプションは選択した種別に応じて変化します。
その後、プライマリ WAN に戻ってこの順序が繰り返されます。
スピルオーバー - 帯域幅のしきい値がプライマリ WAN に適用されます。しきい値を超えると、新しいトラフィック フローはラウンド ロビン方式でバックアップ WAN に割り当てられます。プライマリ WAN の帯域幅が設定済みしきい値を下回ると、ラウンド ロビンは停止し、新しい送信フローは再びプライマリ WAN のみを介して送信されるようになります。
現存するフローは (既にキャッシュされているので) 正常にタイムアウトするまではバックアップ WAN に関連付けられたままになります。
「発信の負荷分散方法」から選択した内容に応じて、以下のオプションのいずれかが表示されます。
選択した種別 | オプション |
---|---|
基本のアクティブ/パッシブ フェイルオーバー |
可能な際にはプライマリ インターフェースが先制してフェイルバックする このオプションを選択すると、先制の順序を決める階級すなわち順位が有効になります。既定で選択されています。 |
スピルオーバー |
帯域幅がプライマリ インターフェースの帯域幅制限 (Kbits/秒) を超えると、新しいフローはラウンド ロビン方式でバックアップ グループ メンバーに向けられる。 このフィールドでプライマリ インターフェースの帯域幅を指定します。この値を超えた場合、新しいフローは「選択済み」列の表示順序に従ってバックアップ グループ メンバーに送信されます。このオプションは、既定では選択されていません。既定値は 0 です。 |
ラウンド ロビン、スピルオーバー、割合 |
送信元と送信先 IP アドレス バインディングを使う このオプションは、HTTP/HTTPS リダイレクトを使用している場合などに特に便利です。例えば、接続 A と接続 B が同じ WAN インターフェース上に存在する必要があり、接続 A での送信元および送信先 IP アドレスが接続 B のものと同じであるが、異なるサービスが使用されている場合などです。この場合、トランザクションがエラーにならないように同じ WAN インターフェース上で両方の接続を維持するために、送信元および送信先の IP アドレスのバインドが必要です。このオプションは、既定では選択されていません。 |
メンバーを追加するには、「グループ メンバー:」列に表示されるインターフェースを選択し、「追加>>」を選択します。
「割合」を選択した場合は、エントリを並べ替える代わりに、各インターフェースの帯域幅の割合を指定できます。「割合による帯域幅の設定」を参照してください。
設定エラー関連の問題を回避するために、比率と WAN インターフェースが正しく対応していることを確認してください。
インターフェースに割り当てる帯域幅の比率を「パーセント (%)」フィールドに入力します。すべてのインターフェースの帯域幅の合計が 100% となるようにしてください。割り当てた帯域幅の合計パーセントが表示されます。
「選択済:」列のメンバーを削除するには、次の操作を行います。
リストの先頭に表示されるインターフェースがプライマリです。
個々のメンバーに対して実行される処理はインターフェースの順位では決まりません。実行される処理は、グループ種別で指定されます。
「プローブ」タブに入力します。