SonicOS 7 システム --- TZ シリーズ用

グループ

グループの設定を行うには、以下の手順に従います。

  1. ネットワーク | システム > フェイルオーバー & 負荷分散」ページに移動します。
  2. ネットワーク | システム > フェイルオーバー & 負荷分散」ページの「グループ」テーブルで、設定したいグループの設定アイコンを選択します。「LB グループの修正」ダイアログが表示されます。

  3. 発信の負荷分散方法」セクションから、負荷分散の種別 (方法) を選択します。オプションは選択した種別に応じて変化します。

    • 基本のアクティブ/パッシブ フェイルオーバー - 「可能な際にはプライマリ インターフェースが先制してフェイルバックする」が有効な場合、4 つの WAN インターフェースが順位を使用して優先順序を決定します。アクティブな WAN インターフェースに優先することができるのは、より高い順位のインターフェースのみです。これは、既定で選択されています。
    • 接続毎のラウンド ロビン - ラウンド ロビン方式で選択する WAN インターフェースの順序を変更できるようになりました。既定の順序は次のとおりです。
      • プライマリ WAN 割合
      • バックアップ #1 割合
      • バックアップ #2 割合
      • バックアップ #3 割合

      その後、プライマリ WAN に戻ってこの順序が繰り返されます。

    • スピルオーバー - 帯域幅のしきい値がプライマリ WAN に適用されます。しきい値を超えると、新しいトラフィック フローはラウンド ロビン方式でバックアップ WAN に割り当てられます。プライマリ WAN の帯域幅が設定済みしきい値を下回ると、ラウンド ロビンは停止し、新しい送信フローは再びプライマリ WAN のみを介して送信されるようになります。

      現存するフローは (既にキャッシュされているので) 正常にタイムアウトするまではバックアップ WAN に関連付けられたままになります。

    • 使用比率 - LB グループの WAN ごとに比率を設定できます。設定エラー関連の問題を回避するために、比率と WAN インターフェースが正しく対応していることを確認してください。
  4. 発信の負荷分散方法」から選択した内容に応じて、以下のオプションのいずれかが表示されます。

    種別ドロップダウンのオプション
    選択した種別 オプション
    基本のアクティブ/パッシブ フェイルオーバー

    可能な際にはプライマリ インターフェースが先制してフェイルバックする<![CDATA[ ]]>

    このオプションを選択すると、先制の順序を決める階級すなわち順位が有効になります。既定で選択されています。

    スピルオーバー

    帯域幅がプライマリ インターフェースの帯域幅制限 (Kbits/秒) を超えると、新しいフローはラウンド ロビン方式でバックアップ グループ メンバーに向けられる。<![CDATA[ ]]>

    このフィールドでプライマリ インターフェースの帯域幅を指定します。この値を超えた場合、新しいフローは「選択済み」列の表示順序に従ってバックアップ グループ メンバーに送信されます。このオプションは、既定では選択されていません。既定値は 0 です。

    ラウンド ロビン、スピルオーバー、割合

    送信元と送信先 IP アドレス バインディングを使う<![CDATA[ ]]>

    このオプションは、HTTP/HTTPS リダイレクトを使用している場合などに特に便利です。例えば、接続 A と接続 B が同じ WAN インターフェース上に存在する必要があり、接続 A での送信元および送信先 IP アドレスが接続 B のものと同じであるが、異なるサービスが使用されている場合などです。この場合、トランザクションがエラーにならないように同じ WAN インターフェース上で両方の接続を維持するために、送信元および送信先の IP アドレスのバインドが必要です。このオプションは、既定では選択されていません。

  5. メンバー インターフェースの追加、削除、並べ替えを「グループ メンバー」、ここを選択:/選択済 プライマリ/バックアップ プール:」リストで行います。「選択済み」リストの選択済みメンバーの用途は、選択した種別によって異なります。
    • 基本のアクティブ/パッシブ フェイルオーバー: インターフェース順序:
    • 接続毎のラウンド ロビン: インターフェース プール:
    • スピルオーバー: プライマリ/バックアップ プール:
    • 割合: インターフェース分配:
  6. メンバーを追加するには、「グループ メンバー:」列に表示されるインターフェースを選択し、「追加>>」を選択します。

    割合」を選択した場合は、エントリを並べ替える代わりに、各インターフェースの帯域幅の割合を指定できます。「割合による帯域幅の設定」を参照してください。

    設定エラー関連の問題を回避するために、比率と WAN インターフェースが正しく対応していることを確認してください。

    1. インターフェースに割り当てる帯域幅の比率を「パーセント (%)」フィールドに入力します。すべてのインターフェースの帯域幅の合計が 100% となるようにしてください。割り当てた帯域幅の合計パーセントが表示されます。

    選択済:」列のメンバーを削除するには、次の操作を行います。

    1. 表示されたインターフェースを選択する。
    2. <<削除」を選択します。
  7. リストの先頭に表示されるインターフェースがプライマリです。

    個々のメンバーに対して実行される処理はインターフェースの順位では決まりません。実行される処理は、グループ種別で指定されます。

  8. OK」を選択します。
  9. プローブ」タブに入力します。

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