アプリケーション ルールによる Unicode UTF-8 および UTF-16 のネイティブ サポートにより、漢字やかな文字など、エンコードされたマルチバイト文字を英数字入力によって一致オブジェクトのコンテンツ キーワードとして入力することができます。アプリケーション ルールは、ウェブ ページや電子メール アプリケーションに通常見られる UTF-8 エンコード コンテンツや、Windows OS/Microsoft Office ベースのドキュメントに通常見られる UTF-16 エンコード コンテンツのキーワード マッチングをサポートしています。
独自 Unicode ファイルの送信ファイル転送の遮断は、他の機密ファイル転送の遮断と同じように処理されます。
この一致オブジェクトを参照して一致するファイルの転送を遮断するポリシーを作成します。
次の例では、ファイル内容種別の一致オブジェクトに対し、"機密文書" を意味する、UTF-16 でエンコードされた中国語のキーワードを使用しています。
以下に示すように、この一致オブジェクトを参照するポリシーを作成します。このポリシーは、ファイル転送を遮断し、接続をリセットします。「ログを有効にする」を選択しているのは、UTF-16 でエンコードされたキーワードを含むファイルを転送しようとする試みをログに残すためです。
接続のリセット/破棄の後には、ログ エントリが生成されます。以下に示すログ エントリの例には、アプリケーション制御の警告であることを示すメッセージのほか、ポリシー名とリセット/破棄 (Reset/Drop) という動作種別が表示されています。