SonicOS 7 ルールとポリシー --- TZ シリーズ用

ECMP ルーティング

SonicOS はイコールコスト マルチパス (ECMP) ルーティングをサポートしています。これは、パケットのルーティングをコストが等しい複数のパスに沿って行うための手法です。転送エンジンは、ネクストホップによってパスを識別します。パケットの転送時、ルータはどのネクストホップ (パス) を使用するかを決定する必要があります。マルチパス ルーティングは、大半のルーティング プロトコルと組み合わせて使用できます。

SonicOS では、ECMP ルーティングを使用して、特定のルートの送信先に対して複数のネクスト ホップを指定できます。大量の要件がある環境では、そうすべき理由がいくつかあります。ルータはほとんどの場合、1 つの ISP しか使用しませんが、何らかの理由で最初の ISP に問題が生じた場合に別の ISP に切り替える可能性があります。マルチパスのもう 1 つの用途は、スタンバイ状態のパスを維持し、帯域幅の要求が事前に定義されたしきい値を上回った場合に限りそのパスを有効にすることです。SonicOS は最大 4 つのネクストホップ パスをサポートします。

オープン ショーテスト パス ファースト (OSPF) や中間システム間連携 (ISIS) など、さまざまなルーティング プロトコルで ECMP ルーティングが明示的に許可されています。一部のルータ実装では、RIP やその他のルーティング プロトコルでのイコールコスト マルチパスの使用も可能です。

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