SonicOS 7 ルールとポリシー --- TZ シリーズ用
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16 進エディタ
16 進エディタを使用すると、ファイルまたはグラフィック イメージを 16 進形式で表示できます。16 進エディタの 1 つに、Christian Maas 氏によって開発された XVI32 があります。この 16 進エディタは、次の URL から無料で入手できます。
http://www.chmaas.handshake.de/delphi/freeware/xvi32/xvi32.htm
例えば、機密扱いの社内向け文書のすべてに特定のグラフィックが含まれている場合は、16 進エディタを使用してグラフィックに固有の識別子を取得し、その固有の 16 進文字列を使用して一致オブジェクトを作成します。ポリシー内でこの一致オブジェクトを参照することで、このグラフィックにコンテンツが一致するファイルの転送を遮断できます。
SonicWall のグラフィックを例に使用してグラフィックの一致オブジェクトを作成するには、以下の手順に従います。
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XVI32 を起動し、「File > Open」をクリックしてグラフィック イメージ GIF ファイルを開きます。
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左ペインで、「Edit > Block <n> chars…」を選択します。次に、「decimal」オプションを選択し、表示されるスペースに「50」と入力して、最初の 50 個の 16 進文字ブロックをマークします。これにより、ファイルの最初の 50 文字がマークされます。 個別一致オブジェクトで使用する一意の拇印を生成するには、これで十分です。
または、次の手順に従ってブロックをマークします。
- 最初の文字 (#0) を選択します。
- Ctrl+B キーを押します。
- 位置#49 の文字を選択します。
- Ctrl+B キーを押します。
位置#49 の文字を見つけるには、右ペイン (テキスト ペイン) 内の文字を選択し、左下隅に表示される情報から 10 進アドレスを確認します。選択する文字を変えながら、「Adr. dec: 49」。
Ctrl+B キーを押してブロックをマークする前に、左ペインの対応する位置をクリックする必要があります。
ブロックをマークすると、フォントの色が赤に変わります。文字ブロックのマークを解除するには、Ctrl+U キーを押します。
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ブロックをマークしたら、「Edit > Clipboard > Copy As Hex String」をクリックします。
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マルチ機能のテキスト エディタで、Ctrl+V キーを押して選択内容を貼り付け、Enter キーを押して行を改行します。
この中間の手順は、16 進文字列からスペースを削除するために必要です。
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テキスト エディタで、「Search > Replace」を選択して「Replace」ダイアログ ボックスを表示します。「Replace」ダイアログ ボックスで、「Find」テキスト ボックスにスペースを入力し、「Replace」テキスト ボックスは空白のままにしておきます。「Replace All」を選択します。
これで、文字間にスペースを含まない 50 個の 16 進文字から構成される 16 進文字列が得られます。
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16 進文字列をダブルクリックして選択し、Ctrl+C キーを押してクリップボードにコピーします。
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SonicOS ユーザ インターフェースで、「オブジェクト > 一致オブジェクト」に移動し、「一致オブジェクトの作成」をクリックします。
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「一致オブジェクトの設定」ダイアログで、わかりやすいオブジェクト名を「オブジェクト名」フィールドに入力します。
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「一致オブジェクト種別」ドロップダウン メニューで、「個別オブジェクト」を選択します。
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「入力形式」で、「16 進数」をクリックします。
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「内容」フィールドで、Ctrl+V キーを押してクリップボードの内容を貼り付けます。
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「追加」を選択します。
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「OK」をクリックします。
これで、イメージの一意な識別子を含んだ一致オブジェクトが作成されました。次は、この一致オブジェクトと一致するイメージを含むトラフィックを遮断したりログに記録したりするアプリケーション ルール ポリシーを作成します。ポリシーの作成については、「アプリケーション ルール ポリシーの設定」を参照してください。
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