SonicOS では、元の送信元/送信先に FQDN アドレス オブジェクトを使用する NAT ポリシーがサポートされています。
次のような使用事例があります。
FQDN を使用して、ローカル サーバにパブリック IP アドレスを指定します。
パブリック サーバを FQDN で指定することで、既知の IP アドレスを持つサーバに置き換わっても同じ送信先を使用できます。
クライアントと FQDN 間のトラフィックに、送信インターフェースの IP とは異なる送信元 IP アドレスを付与してルーティングします。
次の機能がサポートされています。
NAT ポリシーの IP バージョンに応じて、元の送信元/送信先に、純粋な FQDN、もしくは FQDN とその他の IPv4 または IPv6 を使用するアドレス グループを指定できます。新しい FQDN アドレス オブジェクトは、「ポリシー > ルールとポリシー | NAT ルール」ページから直接作成することができます。
FQDN は、変換後の送信元/送信先ではサポートされません。
元の送信元または送信先フィールドで FQDN を使用している場合、「詳細」ページは無効になります。
プローブが有効になっているか、NAT 方式がスティッキー IP のような既定ではない値に設定されているか、またはこれら双方に該当する場合は、元の送信元/送信先アドレス オブジェクトのどちらにも FQDN を含める変更を行うことができません。