SonicOS 7 一致オブジェクト

ユーザ定義サービス オブジェクト用の 定義済み IP プロトコル

ICMP (1) インターネット制御メッセージ プロトコル。エラー メッセージと制御メッセージの送信に使用される TCP/IP プロトコルです。
IGMP (2) インターネット グループ管理プロトコル。TCP/IP ネットワークにおけるマルチキャスト グループの管理を制御するプロトコルです。
TCP (6) 転送制御プロトコル。TCP/IP の TCP 部分です。TCP は TCP/IP の転送プロトコルです。TCP により、メッセージが正確に、欠けることなく送信されます。
UDP (17) ユーザ データグラム プロトコル。TCP/IP プロトコル スイートに含まれるプロトコルです。信頼性の高い送信が不要な場合に、TCP の代わりに使用されます。
6over4 (41) (明示的なトンネルのない IPv6 over IPv4 ドメインの送信) 6over4 トラフィックは、IP ヘッダーの IP プロトコル番号が 41 に設定された IPv4 パケット内で送信されます。
GRE (47)

汎用ルーティング カプセル化。IP トンネル内のさまざまな種類のプロトコル パケットをカプセル化するために使用されるトンネル プロトコルです。ファイアウォールへの仮想ポイントツーポイント リンクの作成や、IP インターネットワーク経由でのデバイスのルーティングに使用されます。

ESP (50) カプセル化セキュリティ ペイロード。IPSec による柔軟なデータ転送手段として使用される、別のデータグラム内の IP データグラムをカプセル化する手法です。
AH (51) 認証ヘッダー。データ認証に加え、オプションでアンチリレー サービスを提供するセキュリティ プロトコルです。AH は保護するデータに埋め込みます (完全な IP データグラム)。
ICMPv6/ND (58) (インターネット メッセージ制御プロトコル バージョン 6 向けの近隣者発見) 近隣者発見は、次の 5 種類の ICMP パケット タイプを定義します。ルータ要請メッセージとルータ通知メッセージのペア、近隣者要請メッセージと近隣者通知メッセージのペア、およびリダイレクト メッセージ。
EIGRP (88) 拡張内部ゲートウェイ ルーティング プロトコル。IGRP を拡張したプロトコルです。優れた収束特性と動作効率を実現し、リンク状態プロトコルの利点と距離ベクトル プロトコルの利点を同時に備えています。
OSPF (89) オープン ショーテスト パス ファースト。ノード間の距離およびいくつかの品質パラメータに基づいて、TCP/IP ネットワークにおける IP トラフィックのルーティングに最適なパスを決定するルーティング プロトコルです。OSPF は内部ゲートウェイ プロトコル (IGP) の 1 つであり、自律システムの内部で動作するように設計されています。また、OSPF は RIP プロトコルを置き換えるために開発されたリンク状態プロトコルであり、RIP プロトコル (距離ベクトル プロトコル) よりも少ないルータ数でトラフィックを更新できます。
PIM (103)

(プロトコル非依存マルチキャスト) 2 つある PIM 動作モードの 1 つです。

  • PIM スパース モード (PIM-SM) では、ネットワーク内の最小限のルータがデータを受け取るように、データの配信が制限されます。パケットは、RP (ランデブー ポイント) で明示的に要求された場合にのみ送信されます。スパース モードでは、受信側が広く分散しているため、ダウンストリームのネットワークに送信されたデータグラムは必ずしも使用されないと想定されます。スパース モード使用の代償としては、明示的な Join メッセージの定期更新に依存していることと、RP が必要であることです。
  • PM デンス モード (PIM-DM) では、下流側のすべてのルータおよびホストが送信者からのマルチキャスト データグラムを受信すべきであると仮定し、ネットワーク全域にマルチキャスト トラフィックのフラッドを発生させます。ダウンストリームに近隣ルータがないルータは、不要なトラフィックを削除します。データグラムの反復的なフラッドとその後の削除を最小限に抑えるために、PIM DM では、送信元に直接接続しているルータによって送信される状態の再表示メッセージを使用します。

    ファイアウォールは、マルチキャスト トラフィックがアップ/ダウンストリームインターフェースを通過できるように、マルチキャスト プロトコルとしてのみ構成できます。ファイアウォールは PIM ルータの役割を果たすことができません。

L2TP (115) レイヤ 2 トンネリング プロトコル。PPP セッションをインターネット経由で実行するためのプロトコルです。L2TP には暗号化機能はありませんが、リモート ユーザから企業 LAN への仮想プライベート ネットワーク (VPN) 接続を確立するために既定で IPsec が使用されます。

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