SonicOS 7 一致オブジェクト
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設定例
管理者が、RSVP (リソース予約プロトコル – IP 種別 46) および SRP (Spectralink™ 無線プロトコル – IP 種別 119) を WLAN ゾーン (WLAN サブネット) の全クライアントから LAN ゾーン (例えば 10.50.165.26 など) のサーバまで許可する必要があるとします。管理者は、この 2 つのサービスを扱うユーザ定義 IP 種別 サービス オブジェクトを定義できます。
ユーザ定義 IP 種別サービス オブジェクトと関連する構成を定義するには、以下の手順に従います:
- 「オブジェクト > 一致オブジェクト > サービス >サービス オブジェクト」ページに移動します。
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「追加」ボタンを選択します。「サービス オブジェクト」ダイアログが表示されます。
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このサービス オブジェクトに付ける説明的な名前を「名前」フィールドに入力します。
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「プロトコル」ドロップダウン メニューから、「カスタム IP 種別」を選択します。
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「プロトコル」ドロップダウン リストの右側のフィールドに、「カスタム IP 種別」のプロトコル番号を入力します。
「ポート範囲」と「サブ種別」フィールドは、「カスタム IP 種別」として定義、適用されません。
定義済み IP 種別に対してカスタム プロトコル種別サービス オブジェクトを定義しようとすると、許可されず、エラー メッセージが表示されます。
- 「保存」をクリックします。
- 定義するユーザ定義サービスごとに ステップ 3 ~ステップ 6 を繰り返します。
- 「オブジェクト > 一致オブジェクト > サービス >サービス グループ」ページに移動します。
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「追加」ボタンを選択します。「サービス グループ」ダイアログが表示されます。
- 「名前」フィールドに、サービス グループのわかりやすい名前を入力します (例: myServices)。
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左側のリストから作成したユーザ定義サービス オブジェクトを選択し、右矢印ボタンをクリックして右側のリストに移動します。
Ctrl または Shift キーを押しながら複数のサービス オブジェクトを選択し、右矢印ボタンをクリックすると、一度にすべてのサービスを移動できます。
- 「保存」をクリックします。
- 「オブジェクト > 一致オブジェクト > サービス >サービス オブジェクト」ページに移動します。
- 「追加」ボタンを選択します。「サービス オブジェクト」ダイアログが表示されます。
- WLAN サブネットが myServices を使用してアクセスできるホスト用のアドレス オブジェクトを作成します。
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左側のリストから作成したユーザ定義サービス オブジェクトを選択し、右矢印ボタンをクリックして右側のリストに移動します。
Ctrl または Shift キーを押しながら複数のサービス オブジェクトを選択し、右矢印ボタンをクリックすると、一度にすべてのサービスを移動できます。
- 「保存」をクリックします。
- 「ポリシー > ルールとポリシー > アクセス ルール」ページに移動して、「WLAN > LAN」ルールを作成します。
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myServices に WLAN サブネットから 10.50.165.26 アドレス オブジェクトへのアクセスを許可するアクセス ルールを定義します。
双方向トラフィックのためにアクセス ルールを作成する必要がある場合もあります。例えば、myServices に 10.50.165.26 から WLAN サブネットへのアクセスを許可する、「LAN > WAN」からアクセス ルールを追加する場合も考えられます。
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「保存」をクリックします。
これで、IP プロトコル 46 および 119 のトラフィックが認識され、WLAN サブネットから 10.50.165.26 への転送が許可されるようになります。
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