SonicOS 7 アクセス ポイント

802.11 データ フレーム設定

802.11 データ フレーム 設定」パネルは、データフレーム設定を構成します。また、各設定の脅威数を表示します。

いずれかの設定を有効にするには、そのオプションのラジオボタンをオンにします。「適用」を選択して設定を保存します。既定では、「関連付けのないステーション」オプションのみが有効ではなく、それ以外は有効です。これらの設定の説明を下の表にまとめました。

名前 説明
データ脅威の総数 データ脅威の総数を表示します。
関連付けのないステーション

無線ステーションはアクセス ポイントに参加する前に認証を試みるので、未参加のステーションが未参加を続けた状態でアクセス ポイントに大量の認証要求を送信することによって DoS が引き起こされる可能性があります。

NetStumbler 検出 一般に、無料のインターネットアクセスと、興味深いネットワークを検出するのに使用されます。NetStumbler は、GPS レシーバおよびマッピングソフトウェアと連動して無線ネットワークの場所を自動的に特定します。NetStumbler も、攻撃者によって周囲の無線ネットワークから情報を取得する目的に使用されます。
EAPOL パケット フラッド WPA および WPA2 認証メカニズムでは、Extensible Authentication Protocol over LAN (EAPOL) パケットが使用されます。これらのパケットは、ほかの認証要求パケットと同様に、無線アクセス ポイントで無制限に受信されるので、これらの大量のパケットが原因で無線ネットワークへの DoS が引き起こされる可能性があります。
脆弱な WEP IV WEP セキュリティ メカニズムは、WEP キーと、Initialization Vector (IV) というランダムに選択された 24 ビットの数値を使って、データを暗号化します。ランダムな IV 数が弱いと WEP キーの復号化が簡単になるので、この種の暗号化はネットワーク攻撃者のターゲットになります。

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