SonicOS 7 内部無線
設定
SonicWall 無線セキュリティ装置は、装置に関する無線設定を構成するためのページを「デバイス > 内部無線 > 設定」のみで提供します。
SonicWall 無線セキュリティ装置は、IEEE802.11a、IEEE 802.11ac、IEEE 802.11b、802.11g、および 802.11n という無線プロトコルをサポートしており、無線伝送でデータを送信します。これらの無線伝送は一般に Wi-Fi として知られています。SonicWall 無線セキュリティ装置は、アクセス ポイント、セキュア無線ゲートウェイ、および、NAT や VPN の柔軟な開始と停止が可能なステートフル ファイアウォールという 3 つのネットワーク コンポーネントを組み合わせて、全面的に安全な無線ファイアウォールを提供します。この組み合わせにより、無線セキュリティ装置は、ネットワーク セキュリティを損なうことなく無線の柔軟性を実現します。
通常、無線セキュリティ装置は、無線 LAN のアクセス ポイントになり、LAN 上のコンピュータのセントラル アクセス ポイントの役割を果たします。また、1 つのブロードバンド接続をネットワーク上のコンピュータと共有します。無線セキュリティ装置はファイアウォール保護も提供するので、インターネットからの侵入者はネットワーク上のコンピュータやファイルにアクセスできません。これは、ネットワーク上のコンピュータ間で共有している DSL 回線や T1 回線などの "常時稼働" 接続にとって特に重要です。
ただし、無線 LAN は他の無線ネットワークから "傍受" されやすいので、無線 LAN には無線セキュリティ ポリシーを確立する必要があります。無線セキュリティ装置では、無線クライアントはファイアウォールのアクセス ポイント レイヤに接続します。有線ネットワークに接続を直接ブリッジする代わりに、無線トラフィックはまず保護された無線ゲートウェイ レイヤへ渡され、クライアントはそこでユーザ レベル認証で認証される必要があります。ゲスト サービスと MAC フィルタ リストへの無線アクセスは無線セキュリティ装置によって管理されます。すべてのセキュリティ条件を満たすと、無線ネットワーク トラフィックは以下のいずれかの配信システムを通過できます。
- LAN
- WAN
- WLAN 上の無線クライアント
- DMZ または Opt ポート上のその他のゾーン
- VPN トンネル
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