SMA 100 10.2.1 リリース ノート
バージョン 10.2.1.14
2024 年 11 月
セキュア モバイル アクセスについて
セキュア モバイル アクセス (SMA) は、拡張性と安全性に優れたモバイル アクセスを企業にもたらすと同時に、信頼できないアプリケーション、WiFi の無断使用、および、マルウェアを遮断します。SMA 装置は、管理対象と管理対象外のデバイスを含むすべてのプラットフォームで、単一のゲートウェイと共通のユーザ エクスペリエンスを提供します。トラフィックは Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) によって暗号化され、不正なユーザから保護されます。
SMA は、物理装置、または、ESXi、Microsoft Hyper-V、Amazon ウェブ サービス (AWS)、Azure および KVM が動作する仮想装置として利用できます。
互換性とインストールの注意事項
- 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
- MySonicWall アカウントが必須です。
- SMA 10.2.1.14 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。
- CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF (ウェブ アプリケーション ファイアウォール) 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
- CSC にログインするには、https://cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
- SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。
SonicWall SMA 10.2.1.14 は、次の SonicWall 装置でサポートされます。
- SMA 200/400
- SMA 210/410
- ESXi 用 SMA 500v
- ESXi 6.0 以降への展開がサポートされています。
Hyper-V 用 SMA 500v
- Hyper-V サーバ バージョン 2016 および 2019 への展開がサポートされています。
- AWS 用 SMA 500v
- Azure 用 SMA 500v
- KVM 用 SMA 500v
新機能
- このリリースには、これまでに報告された問題に対する修正とセキュリティの改善が含まれています。
修正された問題点
このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
---|---|
SMA-5466 | 「メッセージ認証」属性が推奨されていますが、ユーザ認証に失敗します。 |
SMA-5536 | パス横断の問題。 |
SMA-5537 | ヒープベースのバッファ オーバーフローの問題。 |
SMA-5538 | スタックベースのバッファ オーバーフローの問題。 |
SMA-5539 | 代替パスまたはチャンネルを使用した認証のバイパス。 |
SMA-5540 | 安全でないランダム性。 |
SMA-5567 | スタックベースのバッファ オーバーフローの問題。 |
確認されている問題点
該当なし。
追加の参考情報
該当なし。
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