SMA 100 10.2.1 Release Notes
バージョン 10.2.1.11
2024 年 2 月
セキュア モバイル アクセスについて
セキュア モバイル アクセス (SMA) は、拡張性と安全性に優れたモバイル アクセスを企業にもたらすと同時に、信頼できないアプリケーション、WiFi の無断使用、および、マルウェアを遮断します。SMA 装置は、管理対象と管理対象外のデバイスを含むすべてのプラットフォームで、単一のゲートウェイと共通のユーザ エクスペリエンスを提供します。トラフィックは Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) によって暗号化され、不正なユーザから保護されます。
SMA は、物理装置、または、VMWare ESXi、Microsoft Hyper-V、Amazon ウェブ サービス (AWS)、Azure および KVM が動作する仮想装置として利用できます。
互換性とインストールの注意事項
- 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
- MySonicWall アカウントが必須です。
- SMA 10.2.1.11 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。
- CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF (ウェブ アプリケーション ファイアウォール) 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
- CSC にログインするには、https://cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
- SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。
SonicWall SMA 10.2.1.11 は、次の SonicWall 装置でサポートされます。
- SMA 200/400
- SMA 210/410
- ESXi 用 SMA 500v
- VMware ESXi 6.0 以降への展開がサポートされています。
Hyper-V 用 SMA 500v
- Hyper-V サーバ バージョン 2016 および 2019 への展開がサポートされています。
- AWS 用 SMA 500v
- Azure 用 SMA 500v
- KVM 用 SMA 500v
新機能
このリリースには、これまでに報告された問題に対する修正が含まれています。
修正された問題点
このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
---|---|
SMA-3904 | ウェブ アプリケーション ファイアウォールのグラフの接続数に統計がありません。 |
SMA-4716 | デバイスが不安定です。 |
SMA-4764 | 10.2.1.9 にアップグレードすると、「仮想オフィス」のブックマークされたページが文字化けします。 |
SMA-4789 | 新モードで、名前に空白を含むボットネット ポリシーを追加すると、ポリシーが保存されません。 |
SMA-4795 | NetExtender ユーザが、サーバ応答エラーによって初期パスワードの変更に失敗します。 |
SMA-4802 | AWS 用 SMA 500v をインストールする際に、鍵ペアが authorized_keys に関連付けされません。 |
SMA-4805 | SMA100 MFA の不適切なアクセス制御の脆弱性。 |
SMA-4820 | 演算子フィールドに「部分一致」を伴うウェブ アプリケーション ファイアウォール ルールが作成できません。 |
SMA-4821 | 不正な構文のログイン ポリシーの削除が、「Get user's setting failed (ユーザ設定の取得に失敗しました)」によって失敗します。 |
SMA-4829 | 完全なインポートと部分的なインポートのいずれを行っても、装置にアクセスできなくなってしまいます。 |
SMA-4857 | EPC が失敗した時に、ユーザ定義のメッセージが表示されずに、既定のメッセージが表示されます。 |
確認されている問題点
該当なし。
追加の参考情報
該当なし。
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