SMA 100 10.2.1 Release Notes
バージョン 10.2.1.2
2021 年 10 月
セキュア モバイル アクセスについて
セキュア モバイル アクセス (SMA) は、拡張性と安全性に優れたモバイル アクセスを企業にもたらすと同時に、信頼できないアプリケーション、WiFi の無断使用、および、モバイル マルウェアを遮断します。SMA 装置は、管理対象と管理対象外のデバイスを含むすべてのプラットフォームで、単一のゲートウェイと共通のユーザ エクスペリエンスを提供します。トラフィックは Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) によって暗号化され、不正なユーザから保護されます。
SMA は、物理装置、または、VMWare ESXi、Microsoft Hyper-V、Amazon ウェブ サービス (AWS)、Azure および KVM が動作する仮想装置として利用できます。
互換性とインストールの注意事項
- 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
- MySonicWall アカウントが必須です。
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SMA 10.2.1.2 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。
CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
CSC にログインするには、https://cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。
SonicWall SMA 10.2.1.2 は、以下の SonicWall 装置でサポートされます:
- SMA 200/400
- SMA 210/410
ESXi 用 SMA 500v
- VMware ESXi 6.0 以降への展開がサポートされています。
Hyper-V 用 SMA 500v
- Hyper-V サーバ バージョン 2016 および 2019 への展開がサポートされています。
- AWS 用 SMA 500v
- Azure 用 SMA 500v
- KVM 用 SMA 500v
新機能
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SMA100 製品 と WireGuard との統合。この機能についての情報は、サポート ポータル (https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/technical-documentation/) で入手できる『WireGuard Feature Guide (英語)』をご覧ください。
SMA 10.2.1.2 の WireGuard 機能は、テクニカル プレビュー ビルドです。WireGuard の完全なサポートは、SMA 10.2.2 以降で利用できる予定です。
修正された問題点
このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
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SMA-3121 | ユーザが新 UI で仮想オフィスにログインする際、SMS ワンタイム パスワードを有効にした後にエラー メッセージが表示されます。 |
SMA-3112 | 10.2.1.1 にアップグレードした後、新モードで「ドメイン試行タイムアウト」が発生します。 |
SMA-3057 | 「ウェブ アプリケーション ファイアウォール > 状況」に、更新をインストールするためのボタンがありません。 |
SMA-3028 | 10.2.1.1 にアップグレードした後、NetExtender/Mobile Connect クライアント バージョンのオプションと表示がありません。 |
SMA-3006 | 10.2.1 にアップグレードした後、AD ユーザにエラー「ログインに失敗しました。適切なグループが見つかりません」が発生します。 |
SMA-2978 | Linux の NetExtender で、自己署名証明書エラーが発生します。 |
SMA-2938 | デバイス管理が有効化されている場合、Windows 7 のみで SMA Connect Agent がクラッシュするため、SMA で承認が行われません。 |
SMA-2935 | 10.2.1.x にアップグレードした後、NetExtender/Mobile Connect ユーザの DUO RADIUS 認証が動作しません。仮想オフィスは動作します。 |
SMA-2917 | 地域 IP データベースがエラー番号 2 によって同期しません。 |
SMA-2904 | ユーザ定義ロゴに対して、ユーザ定義 URL を追加する必要があります。 |
確認されている問題点
このセクションでは、本リリースで確認されている問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
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SMA-3213 | 「Let's Encrypt」証明書が動作しません。 |
SMA-3199 | ユーザ ログインの顧客ロゴをクリックすると、管理コンソールにリダイレクトされます。 |
SMA-3126 | Linux の cmd で起動した NetExtender クライアントを使用すると、SMAL ユーザがログインできません。 |
SMA-2941 | EPC の属性が「スキャンされたファイル システム」に設定されている場合、10.2.1.0 にアップグレードした後に EPC 更新が失敗します。 |
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