SMA 100 10.2.1 Release Notes
バージョン 10.2.1.6
2022 年 8 月
セキュア モバイル アクセスについて
セキュア モバイル アクセス (SMA) は、拡張性と安全性に優れたモバイル アクセスを企業にもたらすと同時に、信頼できないアプリケーション、WiFi の無断使用、および、モバイル マルウェアを遮断します。SMA 装置は、管理対象と管理対象外のデバイスを含むすべてのプラットフォームで、単一のゲートウェイと共通のユーザ エクスペリエンスを提供します。トラフィックは Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) によって暗号化され、不正なユーザから保護されます。
SMA は、物理装置、または、VMWare ESXi、Microsoft Hyper-V、Amazon ウェブ サービス (AWS)、Azure および KVM が動作する仮想装置として利用できます。
重要
SonicWall 製品の OpenSSL 無限ループの潜在的な影響に関する情報については、次の「ナレッジ ベース」記事を必ずご確認ください。
互換性とインストールの注意事項
- 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
- MySonicWall アカウントが必須です。
- SMA 10.2.1.6 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。
- CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
- CSC にログインするには、https://cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
- SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。
SonicWall SMA 10.2.1.6 は、以下の SonicWall 装置でサポートされます:
- SMA 200/400
- SMA 210/410
- ESXi 用 SMA 500v
- VMware ESXi 6.0 以降への展開がサポートされています。
Hyper-V 用 SMA 500v
- Hyper-V サーバ バージョン 2016 および 2019 への展開がサポートされています。
- AWS 用 SMA 500v
- Azure 用 SMA 500v
- KVM 用 SMA 500v
NetExtender バージョン | サポート対象ファイアウォール ファームウェア |
Windows 10/11 用 NetExtender クライアント 10.2.331 および Linux 用 NetExtender クライアント 10.2.845 |
GEN 6 – 6.4.5.9-93n、GEN 7 – 7.0.1-5030 以降<![CDATA[ ]]> |
NetExtender バージョン | サポート対象 SMA ファームウェア |
Windows 10/11 用 NetExtender クライアント 10.2.331 および Linux 用 NetExtender クライアント 10.2.845 |
10.2.1.6-37sv 10.2.1.5-34sv |
新機能
- Windows 10/11 用 NetExtender 10.2.331 および Linux 用 NetExtender 10.2.845 のサポート
最新の NetExtender バージョンは、SMA 100 シリーズ ファームウェアの最新バージョンとともに使用することを推奨します。
修正された問題点
このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
---|---|
SMA-3437 | 地域 IP フィルタが、遮断した国を遮断しません。 |
SMA-3518 | 再起動すると、AWS の展開が利用なくなり、ライセンスが失われます。 |
SMA-3521 | Windows のログイン画面に NetExtender ダイアルアップが表示されません。 |
SMA-3551 | WireGuard トンネルがセッション制限に達しても切断されません。 |
SMA-3607 | HTTP ブックマークが動作しません |
SMA-3628 | 装置が無作為に応答しなくなり、ユーザが切断されます。 |
SMA-3637 | 10.2.0.9 から 10.2.1.4 にアップグレードした後に、ボットネットの追加、および、地域 IP ポリシーの編集または削除をすると、エラーが表示されます。 |
SMA-3652 | 手動アップグレードのライセンス テキスト ボックスが Hyper-V、Azure と AWS で利用できます。 |
SMA-3667 | 管理者に送信されるワンタイム パスワード エラーと警告電子メールに、ユーザ情報が記載されていません。 |
SMA-3684 | SMA 装置のセキュリティ設定を有効にすると、侵入テストで低レベルの危険度が見つかります。 |
SMA-3688 | ポータル設定を変更した後に、装置が動作を停止します。 |
SMA-3692 | [脆弱性] SonicWall SMA 100 ヘルプ バッファ オーバーフロー |
SMA-3701 | 展開後の .tar ファイルの表示と読み取りができません。 |
SMA-3714 | Windows 用 NetExtender 10.2.324 バージョンが EPC 確認に失敗します。 |
SMA-3715 | Hyper-V 用 SMA で、EPC Windows 10 ポリシーが動作しません。 |
SMA-3720 | EPC をアップグレードすると、NetExtender の接続に失敗します。 |
SMA-3723 | SMA 100 上の複数の古い 3PL とバージョン開示の脆弱性 |
SMA-3727 | 「新しいファームウェアが利用可能になった時に通知する」オプションが動作しません。 |
SMA-3728 | Windows バージョンに対する EPC 確認に失敗します。 |
SMA-3756 | コンピュータ システム上で Windows ユーザを切り替えると、プロファイルが既に作成されていたとしても、ユーザ名のない新しいプロファイルが作成されます。 |
SMA-3759 | SMA 10.2.1.5 バージョンが、要求中にヘッダーへのコードの挿入を許可します。 |
SMA-3766 | 証明書に誤りがあることを示す代わりに、警告メッセージ「certificate chain too long. Do you want to proceed? Hostname for this server does not match hostname in certificate (証明書チェーンが長すぎます。続行しますか? このサーバのホスト名と証明書のホスト名が一致しません)」が表示されます。 |
SMA-3774 | 装置からのレポートが正確ではありません。 |
SMA-3775 | WireGuard NetExtender クライアントが、グループ レベルからのクライアント ルートを取得しません。 |
SMA-3777 | NetExtender を 10.2.324 にアップグレードすると、Windows のネットワーク ログイン機能が利用できません。 |
SMA-3824 | Windows 10 バージョンで、EPC 確認に失敗します。 |
追加の問題点
SMA-3872
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