SMA 100 10.2.1 Release Notes
バージョン 10.2.1.4
2022 年 1 月
セキュア モバイル アクセスについて
セキュア モバイル アクセス (SMA) は、拡張性と安全性に優れたモバイル アクセスを企業にもたらすと同時に、信頼できないアプリケーション、WiFi の無断使用、および、モバイル マルウェアを遮断します。SMA 装置は、管理対象と管理対象外のデバイスを含むすべてのプラットフォームで、単一のゲートウェイと共通のユーザ エクスペリエンスを提供します。トラフィックは Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) によって暗号化され、不正なユーザから保護されます。
SMA は、物理装置、または、VMWare ESXi、Microsoft Hyper-V、Amazon ウェブ サービス (AWS)、Azure および KVM が動作する仮想装置として利用できます。
互換性とインストールの注意事項
- 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
- MySonicWall アカウントが必須です。
-
SMA 10.2.1.4 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。
CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
CSC にログインするには、https://cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。
SonicWall SMA 10.2.1.4 は、以下の SonicWall 装置でサポートされます:
- SMA 200/400
- SMA 210/410
ESXi 用 SMA 500v
- VMware ESXi 6.0 以降への展開がサポートされています。
Hyper-V 用 SMA 500v
- Hyper-V サーバ バージョン 2016 および 2019 への展開がサポートされています。
- AWS 用 SMA 500v
- Azure 用 SMA 500v
- KVM 用 SMA 500v
NetExtender バージョン | サポート対象ファイアウォール ファームウェア |
Windows 10/11 用 NetExtender クライアント 10.2.322 および Linux 用 NetExtender クライアント 10.2.835 | GEN 6/6.5 – 6.4.5.9-92n、GEN 7 – 7.0.1-5030 |
NetExtender バージョン | サポート対象 SMA ファームウェア |
Windows 10/11 用 NetExtender クライアント 10.2.322 および Linux 用 NetExtender クライアント 10.2.835 | 10.2.1.4-31sv |
新機能
- Windows 10/11 用 NetExtender 10.2.322 および Linux 用 NetExtender 10.2.835 のサポート
最新の NetExtender バージョンは、SMA 100 シリーズ ファームウェアの最新バージョンとともに使用することを推奨します。
修正された問題点
このセクションでは、本リリースで修正された問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
---|---|
SMA-3361 | ユーザ裁量が選択されている場合、パスワードを変更できません。 |
SMA-3335 | 接続パラメータ状況の最初の初期化中に、NetExtender が停止します。 |
SMA-3227 | NetExtender 10.2.319 にアップグレードした後に、Google に関連するサイトへの接続が遅くなるか、または、到達できなくなります。 |
SMA-3310 | NetExtender クライアント 10.2.319 を使用した後に、DNS 解決が動作しません。 |
SMA-3309 | 新しい NetExtender 10.2.319 でトラフィックが通過しません。 |
SMA-3307 | バックアップに失敗するため、ゲスト (Azure) エージェントの更新が必要です。 |
SMA-3291 |
10.2.1.2 にアップグレードした後、Windows オペレーティング システムで接続後のスクリプトが動作しません。 これは 10.2.1.3 までの既知の問題です。10.2.1.4 で修正されました。 |
SMA-3284 | UPN 名を使用すると、新・旧の両方のモードで「ドメイン試行タイムアウト」が発生します。 |
SMA-3282 | Linux の NetExtender で WireGuard プロトコルを使用すると、DUO が動作しません。 |
SMA-3262 | 「内部設定」ページの「定期的再起動」に、誤った時刻が表示されます。 |
SMA-3242 | 10.2.1.2 と 10.2.1.3 にアップグレードした後、VoIP 通信に接続できません |
SMA-3189 | 10.2.1.1 にアップグレードした後に、仮想オフィスから NetExtedner が起動できません。 |
SMA-3137 | 「Let's Encrypt」の証明書が自動的に更新されません。 |
SMA-3126 | Linux 上の CMD プロンプトを使用した NetExtender で、SAML と Dual ユーザがログインできません。 |
SMA-2893 | SND がワンタイム パスワードを入力しなくても検出します。 |
確認されている問題点
このセクションでは、本リリースで確認されている問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
---|---|
SMA-3411 | NetExtender 接続を切断しても、ユーザ ライセンスがすぐに解放されません。 |
追加の参考情報
SMA-3428
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