SMA 100 10.2.1 リリース ノート

バージョン 10.2.1.12

2024 年 4 月

セキュア モバイル アクセスについて

セキュア モバイル アクセス (SMA) は、拡張性と安全性に優れたモバイル アクセスを企業にもたらすと同時に、信頼できないアプリケーション、WiFi の無断使用、および、マルウェアを遮断します。SMA 装置は、管理対象と管理対象外のデバイスを含むすべてのプラットフォームで、単一のゲートウェイと共通のユーザ エクスペリエンスを提供します。トラフィックは Secure Sockets Layer/Transport Layer Security (SSL/TLS) によって暗号化され、不正なユーザから保護されます。

SMA は、物理装置、または、ESXi、Microsoft Hyper-V、Amazon ウェブ サービス (AWS)、Azure および KVM が動作する仮想装置として利用できます。

互換性とインストールの注意事項

  • 最も一般的なブラウザがサポートされますが、ダッシュボードの画像をリアルタイムで表示するには、Google Chrome を推奨します。
  • MySonicWall アカウントが必須です。
  • SMA 10.2.1.12 は、キャプチャ セキュリティ センター (CSC) と互換性があります。
  • CSC は、登録されたすべての SMA 装置の全体状況を表示するクラウド ダッシュボードを提供します。ダッシュボードには、時間範囲を選択するスライダー、および、警告、脅威、WAF (ウェブ アプリケーション ファイアウォール) 脅威、認証、VPN アクセス、ブックマーク アクセス、アクティブ デバイスと地図上のユーザの数、また、脅威種別が表示されます。
  • CSC にログインするには、https://cloud.sonicwall.com で MySonicWall の資格情報を使用してください。
  • SMA ダッシュボードの表示、登録の完了、および、クラウド管理を行うには、「SMA」タイルをクリックします。

SonicWall SMA 10.2.1.12 は、次の SonicWall 装置でサポートされます。

  • SMA 200/400
  • SMA 210/410
  • ESXi 用 SMA 500v
    • ESXi 6.0 以降への展開がサポートされています。
  • Hyper-V 用 SMA 500v

    • Hyper-V サーバ バージョン 2016 および 2019 への展開がサポートされています。
  • AWS 用 SMA 500v
  • Azure 用 SMA 500v
  • KVM 用 SMA 500v

新機能

このリリースには、次の新機能が含まれています。

セキュア モバイル アクセス 10.2.1.12 以降で、「連続ログイン失敗時に送信元 IP を遮断する」が追加されました。

「連続ログイン失敗時に送信元 IP を遮断する」は既定で有効化されている機能で、IP アドレスを遮断して装置へのアクセスを許可しないようにします。

詳細に関しては、『SMA100 10.2 管理ガイド』の「連続ログイン失敗時に送信元 IP を遮断する」セクションを参照してください。

追加の参考情報

SMA-4993。

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