SonicOS 7 スイッチ ネットワーク

QoS のセットアップ

サービス品質 (QoS) は、ネットワーク内で優先順位キューを実装する機能を提供します。QoS により、過剰なブロードキャストやマルチキャストを最小限に抑えながら、トラフィックに優先順位を付けることができます。遅延を最小限に抑える必要がある音声やビデオ ストリーミングなどのトラフィックは、高い優先順位のキューに割り当て、その他のトラフィックはより優先順位の低いキューに割り当てると、動作が妨げられることがなくなります。

スイッチに QoS をセットアップするには、以下の手順に従います

  1. デバイス > スイッチ ネットワーク > スイッチ」に移動し、「QoS」をクリックします。

  2. 送信ポリシーを設定します。

    最初の画面に表示される送信ポリシーは、パケットおよびトラフィックの分類に対するすべてのアプローチに適用されます。前の UI 画面で、状況スライダーを使用して QoS の有効 (右側) または無効 (左側) を指定できます。スケジュール方法は、キュー番号に基づく厳格な優先順位または重み付きラウンド ロビン (WRR) として設定できます。パケットの分類は、802.1p または DSCP (Differentiated Sevices Code Point) として、あるいは両方として設定できます。

  3. IPDSCP」画面を選択し、DSCP コードを特定のキューに設定します。

  4. サービスのクラスを設定するには、「CoS」をクリックします。

    CoS (サービスのクラス) 画面では、CoS 優先順位タグの値 (0 が最低、7 が最高) は、8 個のトラフィック優先順位キュー (最低 1 ~ 最高 8) に関連付けられます。

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