この SonicOS 7.0.1 バージョンは、以前のリリースで見つかった問題に対する修正が含まれた、既存のプラットフォームに対するメンテナンス リリースです。
SonicOS 7.0.1 ファームウェアは、SonicOS 7.0.1-5151 またはそれ以前を実行している既存のお客様のみ使用してください。SonicOS 7.1.1 バージョンを実行している場合は、この SonicOS 7.0.1 ベースのファームウェアにダウングレードしないでください。
この統合されたリリースのプラットフォーム別バージョンは、以下の通りすべて同一です。
プラットフォーム | ファームウェア バージョン |
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TZ シリーズ | 7.0.1-5165 |
NSa シリーズ | 7.0.1-5165 |
NSv シリーズ | 7.0.1-5165 |
NSsp シリーズ | 7.0.1-5165 |
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SonicOS NSv の展開は、次のプラットフォームでサポートされます。
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問題番号 | 問題の詳細 |
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GEN7-50399 | SonicOS の IPSec を介した整数ベースのバッファ オーバー フローの脆弱性 |
GEN7-51451 | SonicOS SSH 管理サーバサイド要求フォージェリの脆弱性 |
GEN7-51456 | Microsoft AD の UPN と SAM アカウント処理による SSL-VPN MFA のバイパス (SNWLID-2024-0019) |
GEN7-51457 | SonicOS 認証後における恣意的なファイル読取りの脆弱性 |
GEN7-51458 | SonicOS 認証後におけるフォーマット文字列の脆弱性 |
GEN7-51459 | SonicOS 認証後におけるスタックベースのバッファ オーバーフローの脆弱性 |
GEN7-51454、GEN7-50035
このセクションでは、本リリースで確認されている日本語版特有の問題点のリストを示します。
問題番号 | 問題の詳細 |
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「デバイス | 設定 > 管理 | 言語」タブやコマンド ライン インターフェース (CLI) などから言語を切替えると、構成設定が破損することがあります。 本リリースのファームウェアは、構成設定を引き継いだ言語の切替をサポートしていません。日本語から英語に切替えて、その後日本語に戻しても構成設定は破損した状態になるので、装置の言語を切替えないでご利用ください。 応急: 言語を切替えてしまった場合は、工場出荷時の構成で起動してから、必要な構成設定を行ってください。 |
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現在使用されているファームウェアのバージョンが、本リリースのファームウェアに対して構成設定を引き継いだアップグレード、およびエクスポートした構成設定ファイルのインポートに対応している場合、工場出荷時の構成で起動してから一度も英語表示の管理ユーザ インターフェースに切替えていない状態でのみそれをサポートします。 |
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「監視 | AppFlow > AppFlow 報告」ページなどでエクスポートした CSV 形式の接続監視結果ファイルをMicrosoft Excel で開くと、文字化けすることがあります。 Excel が UTF-8 エンコードの CSV ファイルを異なるエンコードで開くために発生します。 応急: エクスポートした CSV ファイルをテキスト エディタ等で開き、BOM 付きの UTF-8 文字エンコードまたは Shift-JIS 文字エンコードで保存します。その後、更新した CSV ファイルを Excel で開きます。 |
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管理ユーザ インターフェースやメッセージ、出力結果に、英語で表示される箇所があります。 |