SonicOS 7 プロファイル オブジェクト
パブリック ネットワークでのサイト間 VPN
SonicOS 統合帯域幅管理 は、両方のエンド ポイントで受信トラフィックと送信トラフィックを分類および制御できるので、VPN 接続ネットワーク間のトラフィックを管理するのに非常に効果的です。エンド ポイント間のネットワークが QoS に対応していない場合、すべての VPN ESP は等しく認識および処理されます。通常、これらの中間ネットワークまたはそのパスに対する制御は行われないため、QoS を完全に保証することは困難ですが、より予測可能な動作を提供するのに役立ちます。
エンド ツー エンド QoS を提供するために、ビジネス クラスのサービス プロバイダは、彼らの IP ネットワーク上でトラフィックの制限サービスを提供するようになりました。通常、これらのサービスは、トラフィックの分類およびタグ付けに関して顧客の設備に依存します (一般に、DSCP などの標準の級割方式を使用します)。SonicOS は、分類後にトラフィックを DSCP 級割する機能に加え、外部ネットワークの横断と CoS の維持を可能にするための、802.1p タグを DSCP タグに割り付ける機能を備えています。VPN トラフィックの場合、SonicOS は、内部 (ペイロード) パケットだけでなく、外部 (カプセル化) パケットも同様に DSCP 級割できます。 これにより、QoS 対応サービス プロバイダは、暗号化された VPN トラフィックに対しても QoS を提供できます。
サービス プロバイダによって採用されている実際の制限方式は各種ありますが、一般的に、トラフィックに優先順位を付けるための重み付け公平キューイング (WFQ) のような等級をベースとしたキューイング方式や、テール ドロップやランダム初期検知などの輻輳を回避する方式が使用されています。
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