SonicOS 7 プロファイル オブジェクト
サービス品質 (QoS) 級割
サービス品質 (QoS) とは、より予測可能なネットワークの動作とパフォーマンスを提供するために使用される多様な方式を指します。予測可能性は、VoIP (Voice over IP) やマルチメディア コンテンツなどの特定の種類のアプリケーションはもちろん、発注処理やクレジット カード決済などのビジネス アプリケーションにとって、特に重要です。帯域幅量をいくら調整しても十分な予測可能性を提供できません。なぜなら、帯域幅をどんなに増やしても、ネットワークでは任意の時点でその容量まで使い果たされる結果になるからです。QoS を正しく構成し実装すると、トラフィック管理を大幅に改善し、高いレベルのネットワーク サービスを保証することが可能になります。本章では、SonicOS ユーザ インターフェースのマッピング テーブルを示します。このテーブルでは、管理者がマッピング設定に変更を加えることができます。その後、ネットワーク上で QoS を向上させるために用いられるいくつかの技法を詳しく説明します。
ユーザ インターフェースを使用すると、管理者は外部システム全体の QoS サービス用に 802.1p を DSCP 級割にマッピングする設定を行うことができます。下に示すテーブルは、相互の関係を示しており、鉛筆アイコンは設定を表します。任意の行のアイコンを選択すると、ダイアログが開き、マッピング テーブルへの変更が必要であるかどうかを選択するためのオプションが表示されます。選択肢はドロップダウン メニューで表示されます。「リセット」をクリックすると、変更が適用されます。
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