SonicOS 7 SD-WAN
SD-WAN について
SD-WAN (Software-Defined Wide Area Network) は、ワイド エリア ネットワーク (WAN) 接続をソフトウェアベースで制御します。SonicOS SD-WAN は以下の機能を提供します。
- SD-WAN インターフェース グループ
- WAN と VPN
- 1 ~ N の範囲で拡張可能
- 以下に基づく動的パス選択:
- 待ち時間、ジッタ、パケット損失
- 品質評価のためのユーザ定義しきい値
- アプリケーション対応ルーティング
- メトリック用のパス パフォーマンス プローブ
- 接続ベースのトラフィック分散
- VPN 経由の自動接続フェイルオーバー
- プロビジョニングと管理 (GMS と Capture Security Center)
SD-WAN は、ネットワーク パスの動作方法に応じて動的に選択される最適な送信先インターフェースを必要とする特定のトラフィック タイプやアプリケーションに最適です。各アプリケーションは、適正に動作するために、ネットワーク パスで決まる一定の要件を持ちます。たとえば、VoIP が正常に動作するネットワーク品質では、最適な待ち時間が 100 ミリ秒以下である必要がありますが、待ち時間が 150 ミリ秒以上だと通話が途切れます。SD-WAN は、このようなシナリオで役立つように、最初に複数のネットワーク パス上で待ち時間、ジッタ、パケット損失などのさまざまなネットワーク パフォーマンス関連のメトリックを動的に測定します。SD-WAN は、これらのメトリックを特定のトラフィック フローのパフォーマンスしきい値と比較し、それに応じてフローのネットワーク品質を満たす最適なネットワークを決定します。
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