SonicOS 7.0.1 リリース ノート

バージョン 7.0.1-5030/5037 - 2021 年 12 月 / 10 月

2021 年 10 月

この SonicOS 7.0.1 (7.0.1-5030-R780) バージョンは、以前のリリースで見つかった問題に対する修正が含まれた、現在販売されている NSsp 15700 プラットフォームに対するメンテナンス リリースです。

サポート対象プラットフォーム

このリリースに対するプラットフォーム別バージョンは、NSsp 15700 プラットフォームに適用されます。

修正された問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-30375 構成監査タイマーの再起動中にクラッシュします。
GEN7-30332 ログ インとログ アウトを繰り返している IPv4 と IPv6 ユーザが混在する IPv6 アドレス キャッシュにアクセスすると、クラッシュします。
GEN7-30022 ARP テーブルの検索が 1 文字しか受け付けません。
GEN7-30021 ユーザ状況」ページのログイン済ユーザに、誤った IPv6 アドレスが表示されます。
GEN7-29792 いくつかの IPv6 VLAN が構成された設定を読み込むと、高可用性が構成された装置がフェイルオーバーとフェイルバックを繰り返します。
GEN7-29623 「L3 ポート統合」で、ユーザ インターフェースの「ダッシュボード」ページにある「統合ポート」に正しいリンク状況が表示されません。
GEN7-29620 インターフェースの SSO サード パーティ API 構成詳細ページにある確認セキュリティ レベルを変更すると、次のエラー メッセージが表示されます: ホスト名/IP アドレス: ホスト名/IP アドレスは固有でなければなりません
GEN7-29593 複数ユーザからの SSO API 要求に対する応答に複数のエラーが返されると、SSO API にメモリ リークが発生します。
GEN7-29592 多数のユーザを伴った SSO API ユーザ認証に、ブレード不一致警告が表示されます。
GEN7-29590 IPv4/IPv6 トラフィックが存在する間に、サード パーティ API および IPv6 と IPv4 グループが重複する SSO ユーザを追加すると、断続的にクラッシュします。
GEN7-29415 ジャンボ フレームが有効化されている場合、ユーザ インターフェースの VLAN サブインターフェースに正しい MTU が表示されません。
GEN7-29412 「ダッシュボード」に初めてアクセスした際、「正面パネル」ウィジェットにユーザ状況のインジケータが表示されません。
GEN7-29246 高可用性タイムアウト カスタマイズの変更により、大きな構成ファイルを同期できるように改善されました。
GEN7-29150 ユーザ インターフェースに、ICMPv6 に対する既定のサービス オブジェクトがありません。
GEN7-28793 サード パーティ SSO API クライアント設定を変更すると、次のエラーが表示されます: ホスト名 / IP アドレス: ホスト名/IP アドレスは固有でなければなりません
GEN7-28338 内部ブレード ユーザ同期要求 (他のブレードになにかを送信して待機する要求) の方式で、IPv6 SSO の多くの非効率性を修正しました。
GEN7-20540 高可用性ペア バックアップ装置の IPv6 接続ページにある送信元と送信先ルートの「ルート ポリシー詳細」が間違っています。

確認されている問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-30590 設定のインポートに失敗し、API を通したポスト ファイル HTTP の問題を示すトレースが実行されます。
GEN7-30560 「すべてのユーザ」グループを含むセキュリティ ルールを使用して LAN から WAN にアクセスしているユーザがログイン後にパスワードを変更すると、デバイスに未確定エラーが表示されます。
GEN7-30559 多数のユーザが含まれた LDAP のインポート中に再起動します。
GEN7-30459 「LDAP ユーザ インポート」ページで、LDAP サーバから読み取られたユーザ グループの最初の LDAP グループ位置のみにしかユーザが表示されません。
GEN7-30065 インターフェースから手動でユーザをログ アウトさせようとすると、一度入力したユーザがアクティブになり、エラー「コマンド 'killuser ...' が一致しません」が発生します。
GEN7-30009 「セキュリティ ポリシー」ページで登録を 600 個以上読み込む際に、「データなし」が一瞬表示されます。
GEN7-29777 ユーザ グループが 2,800 以上超える場合に「ユーザ グループ」ページを再表示すると、ユーザ インターフェースが非常に遅くなります。

2021 年 10 月

この SonicOS 7.0.1 バージョンは、以前のリリースで見つかった問題に対する修正が含まれた、既存のプラットフォームに対するメンテナンス リリースです。

サポート対象プラットフォーム

この統合されたリリースのプラットフォーム別バージョンは、以下の通りすべて同一です。

プラットフォーム ファームウェア バージョン
TZ シリーズ 7.0.1-5030 および 7.0.1-5037
NSa シリーズ 7.0.1-5030 および 7.0.1-5037
NSv シリーズ 7.0.1-5030 および 7.0.1-5037
NSsp シリーズ 7.0.1-5030 および 7.0.1-5037
  • NSa 2700
  • NSa 3700
  • NSa 4700
  • NSa 6700
  • NSsp 13700
  • NSsp 15700
  • TZ270 / TZ270W
  • TZ370 / TZ370W
  • TZ470 / TZ470W
  • TZ570 / TZ570W
  • TZ570P
  • TZ670
  • NSv 270
  • NSv 470
  • NSv 870

SonicOS NSv の展開は、次のプラットフォームでサポートされます。

  • AWS (BYOL および PAYG)
  • Microsoft Azure (BYOL)
  • VMware ESXi
  • Microsoft Hyper-V
  • Linux KVM

修正された問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-25465 LDAP ユーザ グループを削除できません
GEN7-25712 特定のスイッチ ベンダーの 25G 実装に互換性の問題があります
GEN7-26035 LAG のメンバーを追加した後にそれが L2 LAG ポートにバインドされると、番号なし VPN トンネル インターフェースの OSPF が無効になります。
GEN7-26419 NSsp 15700 のみ: ウェブ管理インターフェースで「インターフェース リンク速度」が構成できません。コマンドライン インターフェース (CLI) では構成できます。
GEN7-26507 SPI の呼び出しが行われた際に、呼び出しの準備に 10 ~ 60 秒の遅延が発生する場合があります。
GEN7-26613 高可用性 > 設定」ページで、セカンダリ ファイアウォールの「シリアル番号」フィールドに、小文字のシリアル番号が入力できません。
GEN7-26653 Capture Client URI 「captureclient-36.sonicwall.com」に対する管理コンソールが許可リストに追加されていないため、Capture Client のインストールとライセンス登録ができず、ポリシーと証明書が利用できません。
GEN7-26710 デバイス > ユーザ > 認証パーティション」ページで、新しく追加されたポリシーのパーティションが変更できません。
GEN7-26785 デバイスに Capture Client がインストールされている場合、そのデバイスへのアクセスがエンドポイント強制によって許可されません。
GEN7-26827 「インターフェース」ページで、10G RJ45 (X16 ~ X19) のリンク速度に自動ネゴシエーションされた 5Gbps が表示されます。
GEN7-27038 ウェブ管理インターフェースの「デバイス > ユーザ > LDAP 構成」ページに、子 LDAP サーバが表示されません。
GEN7-27047 高可用性を使用すると、最初の同期の後にセカンダリ装置上で管理用証明書が使用されません。
GEN7-27429 NSA 6700 のみ: 40GB インターフェース (X33) に LACP を作成できません
GEN7-27441 ゲスト サービスが有効化された LAN ゾーン上で、ゲスト サービス ユーザ インターフェースの認証に失敗します。
GEN7-27514 イベント ログに OSPF のイベントが表示されません。
GEN7-27823 負荷分散グループの「比率」モードを構成しても、エラー メッセージ 「コマンド 'rank 1' が一致しません」が表示されて構成に失敗します。
GEN7-27936 メイン電源とバックアップ電源 (UPS) が切り替わると、ネットワーク セキュリティ装置が機能しなくなります。
GEN7-27976 Dell スイッチをデイジーチェーン構成の PortShield で使用すると、親スイッチで動作しません。
GEN7-28110 前世代の装置から移行した設定をインポートしたネットワーク セキュリティ装置が、ネットワーク セキュリティ管理 の取得中に動作しなくなります。
GEN7-28225 クラウド バックアップからの設定で復旧できません。
GEN7-28270 工場出荷時の状態へリセットするかどうかの確認で「キャンセル」をクリックしても、装置が工場出荷時の状態にリセットされます。

追加の参考情報

参考として、このリリースで追加で修正された問題点は以下の通りです。

GEN7-28157、GEN7-27978、GEN7-27955、GEN7-27950、GEN7-27930、GEN7-27834、GEN7-27766、GEN7-27747、GEN7-27712、GEN7-27703、GEN7-27671、GEN7-27670、GEN7-27571、GEN7-27515、GEN7-27473、GEN7-27453、GEN7-27432、GEN7-27239、GEN7-27216、GEN7-27203、GEN7-27181、GEN7-27174、GEN7-27138、GEN7-27095、GEN7-27094、GEN7-27062、GEN7-27041、GEN7-27025、GEN7-26853、GEN7-26819、GEN7-26773、GEN7-26716、GEN7-26715、GEN7-26551、GEN7-26518、GEN7-26346、GEN7-25966、GEN7-24904、GEN7-24809、GEN7-23834<![CDATA[ ]]>

確認されている問題点

問題番号 問題の詳細
GEN7-28144

コンソールで、コンソール ログを FTP を使用してエクスポートできません。

SCP を使用してファイルを転送します。

GEN7-28238

WAN 負荷分散とフェイルオーバー設定で、プライマリの階級 が 1 でアクティブの状態でも、電源オフからの起動またはファームウェアをアップグレードした後に、バックアップ WAN からトラフィックが送られてきます。

負荷分散の設定で階級を交替し、階級を元の構成に交替し直します。

GEN7-28269

Azure 上の NSv を既存の VNET に展開すると、NSG が X1 WAN サブネットに割り当てられません。

既存の WAN サブネットまたは NSv X1 インターフェース上の NSG を手動で構成します。

GEN7-28360 フェイルオーバーと負荷分散が無効の場合、プライマリ WAN をシャットダウンしてもフェイルオーバーが起こりません。
GEN7-28384 PortShield のインターフェースを WLAN ゾーンに構成できません。
GEN7-28388 PortShield ポート画像」ページで光ファイバー インターフェースを構成しようとすると、エラー「コマンド 'link-speed auto-negotiate' が一致しません」が表示されます。
GEN7-28397 NSa 6700 のみ: 装置を再起動した後に、40GB インターフェースの LCAP が機能しません。
GEN7-28463 WLB 種別の「スピルオーバー」が、構成とは逆順のインターフェースで動作します。

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