SMA 100 10.2 アップグレード ガイド
セーフモードを使用して SMA 物理装置をリセットする
SonicWall SMA 装置の管理インターフェースに接続できない場合には、セーフモードで装置を再起動します。セーフモード機能では、「System > Settings (システム > 設定)」ページと同じ設定が利用可能な簡素化された管理インターフェースを使用して、不確実な構成状態から迅速に復旧できます。
セーフモード手順では、SonicWall 装置の前面にある電源ボタンの近くの小さい穴の奥にあるセーフモード ボタンを使用します。
セーフモードで SMA 装置をリセットするには、以下の手順に従います
-
SonicWall SMA 装置の X0 ポートに管理用コンピュータを接続し、管理用コンピュータの IP アドレスを
192.168.200.0/24
サブネット内の IP アドレス、例えば192.168.200.20
に設定します。SonicWall SMA 装置は、セーフモードで最後に設定した LAN IP アドレスにも応答できます。これは、リモート管理復旧やデータ センターでのハンズオフ復旧に役立ちます。
-
先の尖った細い物 (まっすぐにしたクリップや爪楊枝など) を使用して、セキュリティ装置のセーフモード ボタンを 5 秒から 10 秒間押し続けます。セーフモード ボタンは、前面パネルの USB 接続口の右の小さな穴の中にあります。
電源が入っている状態で、この方法でリセットできない場合は、セーフモード ボタンを押したまま装置の電源を落として再度電源を投入し、Test ライトが点滅するまで押し続けます。
- セーフモード管理インターフェースに接続するために、管理用コンピュータのウェブ ブラウザで
http://192.168.200.1
を開きます。セーフモード管理インターフェースが表示されます。 - 現在の設定で SonicWall セキュリティ装置の再起動を試みます。「Current Firmware (現在のファームウェア)」と同じ行にある起動アイコンをクリックします。
- SonicWall セキュリティ装置が再起動した後、管理インターフェースをもう一度開きます。それでもまだ管理インターフェースを開くことができない場合は、セーフモード ボタンを使用して装置をもう一度セーフモードで再起動します。セーフモードから、工場出荷時の設定で Secure Mobile Access のファームウェア イメージを再起動します。「Current Firmware (現在のファームウェア)」の起動アイコンをクリックし、「Boot with factory default settings (工場出荷時の設定で起動)」オプションを選択します。
Was This Article Helpful?
Help us to improve our support portal