SMA 100 10.2 アップグレード ガイド

構成設定をインポートする

装置から別の装置に構成設定をインポートすることにより、古い装置を新しいモデルに交換する際の時間を大幅に節約できます。この機能は、複数の装置で類似の構成設定を使用する場合にも役立ちます。

日本語版ファームウェアでエクスポートした構成設定ファイルを SMA 500v 仮想装置にインポートするには、まず仮想装置を日本語版ファームウェアにアップグレードしてください (日本語版ファームウェア イメージの入手方法に関しては、「最新の Secure Mobile Access ファームウェアを入手する」をご参照ください)。

英語版または日本語版ファームウェアでエクスポートした構成設定は、同じ言語のファームウェアでのみインポートできます。異なる言語のファームウェアでエクスポートした構成設定をインポートした場合、構成設定が破損する場合があります。

一般的に、9.0 または 10.2 を実行する以下の SonicWall SMA 装置から、SMA を実行する SonicWall 装置に構成設定 (環境設定) をインポートすることができます。

  • SMA 410
  • SMA 400
  • SMA 210
  • SMA 200
  • ESXi 用 SMA 500v
  • Hyper-V 用 SMA 500v
  • Azure 用 SMA 500v
  • AWS 用 SMA 500v
  • KVM 用 SMA 500v

設定をインポートする際にバージョンをスキップすることは推奨されません。バージョン間で設定をインポートする前に、「ファームウェア バージョン別 SMA 構成インポート/エクスポートのサポート」テーブルのサポートされるシナリオをご覧下さい。

構成設定の移行または古いファームウェアから新しいファームウェアへのアップグレードに関しては、次の『ナレッジ ベース』記事を参照してください:

https://www.sonicwall.com/ja-jp/support/knowledge-base/sma-100-series-support-matrix/170502818222962/

SMA 10.2 を実行する装置に構成設定をインポートするには、「System > Settings (システム > 設定)」ページに移動し、「IMPORT (インポート)」をクリックします。保存された設定をインポートするための設定ファイルを選択し、SMA 装置を再起動します。「Import the settings partially (設定を部分的にインポートする)」オプションを有効にすると、インターフェース、ルート、DNS、WINS、および、ライセンスなどの装置の設定が上書きされることを防ぎます。

以下の各セクションの表では、他の Secure Mobile Access 100 モデルおよびファームウェアに構成設定をインポートするときにサポートされるファームウェア バージョンまたはモデルを詳細に示します。

SMA 100 シリーズと SMA 1000 シリーズは製品ラインが異なるため、同じファームウェアは実行できません。現時点で、SMA 100 シリーズのプラットフォームでは SMA 8.x/9.x/10.x を実行できます。SMA 1000 シリーズのプラットフォームでは異なるソフトウェアである SMA 11.x または SMA 12.x を実行できます。

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