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SonicWallの製品セキュリティ問題対応チーム(The SonicWall Product Security Incident Response Team - PSIRT) は、第三者セキュリティ調査機関と協力し、SonicWallのハードウェアおよび仮想アプライアンスの次世代ファイアウォール製品において発見された以下に説明する脆弱性の試験、確認、修正を行いました。
今日現在において、この解決された脆弱性を悪用されたあるいはなんらかの障害、問題があったとの顧客からの報告はありません。
SonicWallの広範な調査の結果、Common Vulnerability Scoring System (CVSS)に基づきCommon Vulnerabilities and Exposures (CVE)にリスト化が必要な、11個の異なる脆弱性が発見され、その情報は2020年10月12日週に公開されています。
PSIRT チームは、これらの脆弱性の再現試験を行い、影響のある製品のパッチを開発しリリースしました。下記に記載した個々のSonicOS/X リリースにはすでに問題が修正されFirmwareをWEB公開しています。また、それぞれのリリースにはリリースノートが付属しており、詳しい内容が記載されています。尚、これらの脆弱性については、SMA100およびSMA1000製品には全く影響しません。
この脆弱性の影響のある製品をお持ちのお客様はファームウェアのアップグレードが必要となります。有効なサポート契約がないお客様でも、これらの対応ファームウェアはMySonicWallからダウンロード可能です。
これらのSonicWall PSIRT によって公開された11個のCVEの概要は以下のとおりです。
影響のある製品およびアップグレードパス
NOTE: Sいずれかの影響のある製品の SonicWall カスタマーはMySonicWall.comに正規のユーザ名/パスワードを使用してログインして以下のテーブルに記載のぱちパッチリリースバージョンのファームウェアをダウンロードしてください。ファームウェアのアップグレードの方法の詳細はこちらのKB(英語)を参照ください: How Can I Upgrade SonicOS Firmware?
修正バージョン | 対象製品 | 対象となるCVE |
日本語 SonicOS 6.5.4.7-83n | TZ (300W, 350W, 400W, 500W, 600) SOHO W/250W NSA (2600, 3600, 4600, 5600, 6600) NSa (2650, 3650, 4650, 5650, 6650, 9250, 9450, 9650) SuperMassive(9200, 9400, 9600) | 以下の8つのCVE
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日本語 SonicOS 5.9.2.13-7o | TZ (100, 100W, 105W, 200, 200W, 205W, 210W, 215W) NSA (220W, 240, 250M, 250MW, 2400, 2400MX, 3500, 4500, 5000, 5500, 6500, 7500, 8500, 8510) | 以下の7つのCVE
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SonicOS 6.5.1.12-1n(英語のみ) | SuperMassive (9800) NSsp (12400, 12800) | 以下の11個のCVE
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SonicOS 6.0.5.3-94o(英語のみ) | SuperMassive | 以下の11個のCVE
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SonicOS 6.5.4.v-21s-987(英語のみ) | NSv (10, 25, 50, 100, 200, 300, 400, 800, 1600) on VMware, Hyper-V, KVM NSv (200, 400, 800, 1600) on AWS, AWS-PAYG, Azure | 以下の11個のCVE
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Gen7 7.0.0-Rxxx (製品化前のベータユニットのみ。製品版では使用不可) | TZ (570, 570P, 570W, 670) NSv (270, 470, 870) NSsp (15700) | 以下の11個のCVE
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