12/01/2021 1 People found this article helpful 444,989 Views
SSL VPNは、リモートユーザーが企業ネットワークに接続するための一般的なVPNのモードの一つです。SSL VPNは、HTTPSを使用してWebブラウザを介して行うことができますが、より一般的な方法として、SSLVPNクライアントを使用することができます。
図1. 最近のOSでサポートされているSSL-VPNクライアントをまとめたもの。公式にサポートされているLinuxディストリビューションを図2に示します。
図2. アプライアンスとOSの互換性リストをまとめたman NetExtender(NetExtenderに関するLinuxのマニュアルページ)からの抜粋です。これを見ると、pppd(pppデーモン)が動作していることが必要であることがわかります。
注: なお、Mac OS 10.12以降はNetExtenderに対応していません。
こちらの記事では、UbuntuベースのディストリビューションであるElementを、Windows 10のHyper-V上の仮想マシンとしてインストールしました。
ダウンロード
展開:
tar xzvf filename.tgz
インストール方法
NetExtenderクライアントのGUIは、Javaランタイムを使用しています。そのため、Java Development Kit(JDK)とJava Runtime Environment(JRE)をインストールする必要があります。これらがないと、NetExtenderのGUIは機能しません。しかし、JDKとJREが無い場合でも、この記事の後半で説明するCLIコマンドであれば使用することができます。
本記事では、JREのみをインストールしました。
sudo apt-get update
sudo apt-get install default-jre
Java -version
注:Java Runtime Environment(JRE)。今回の記事では、openjdkランタイムが使用されました。
sudo ./install
...
Set pppd to run as root [y/N]? y
注:PackageディレクトリからNetExtenderをインストールします。Set pppd ... というプロンプトが表示されていることに注意してください。NetExtenderがルートとしてpppdを実行することを許可(y)しなければなりません。
操作方法
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