- 複数のテナントを容易に管理・運用できるSonicWall My Workspace インターフェイスを導入
- MSSPプロフェッショナルサービスに単一ポータルエクスペリエンスとオートメーション機能を追加
- リアルタイム脅威インテリジェンスを活用することで顧客固有リスク評価を実現
- 2020年MSSPパイロットプログラムを発表
カリフォルニア州ミルピタス — 2019年12月4日 — SonicWallは多様な事業を展開する企業からの高まる需要を受け、SonicWallセキュリティスイートの拡張・統合を発表しました。これによりマネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダ(MSSP)は、顧客の規模や環境を問わず、運用に伴う複雑さを解消することが可能になります。改良されたCapture Cloud Platform により、MSSPはアカウント管理 や製品登録、 ライセンス管理を効率化し、ユーザーごとにリアルタイム脅威分析を実行することができます。
「今日の標的型サイバー脅威から大企業・中小企業を保護するMSSPは、当社の拡大を続けるパートナー基盤において重要な役割を担っています」と、SonicWallの社長兼CEOであるビル・コナーは話します。「SonicWallチームは世界中のパートナー企業や販売業者と緊密に連携し、実績あるマネージド・セキュリティ・サービスを提供することで、サイバー犯罪者から大切な資産を確実に保護するという困難なタスクの簡素化をサポートしています。来る年も引き続き、世界20,000以上のSonicWallパートナーと共に、企業が取るべき自己防衛のあり方を変えていきたいと考えています」
バックエンドのセキュリティ管理・運営を簡素化
MSSPは、相互に連結したエンドツーエンドセキュリティプラットフォームであるSonicWall Capture Cloud Platform を活用することで、 競合他社と一線を画すことができます。 顧客ニーズに合わせてカスタマイズできる新機能により、MSSPは拡大を続けるサイバーセキュリティエコシステムの監督と視認性確保、管理を簡素化することが可能です。
また、SonicWallはMSSPのニーズを念頭に、SonicWall Capture Security Center(CSC) にシングルサインオン機能で簡単にアクセスできる直感的な顧客管理ダッシュボード「My Workspace」を開発。インテリジェントで流動的なワークストリームにより、複雑なマネージド・セキュリティ・サービス業務を簡素化しつつ、より効果的に実行することが可能になりました。MSSPはMy Workspaceを利用することで、 新規顧客のオンボーディング、 複数のテナントの設定と管理、様々な顧客環境を管理・運用するためのロールベースアクセス制御のプロビジョニングを迅速・簡単に行うことができます。
Solutions GrantedのCEO、マイケル・クリーンは 「現在、多くのマネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダが、急速に変化する脅威環境の中で企業のセキュリティを確保するという複雑なタスクを簡素化する方法を模索しています」と述べています。K3でマネージドサービス営業担当部長を務めるスチュアート・バックリーは、次のように説明します。「コンプライアンスや帯域幅、予算など、他にも重要課題が山積している状況では、複数のベンダーを管理する複雑さを軽減してくれる単一ベンダーを見つけることが何よりも重要です。
当社もまたそうしたマネージド・セキュリティ・サービス・プロバイダの1つであり、包括的なセキュリティソリューションの展開に伴う複雑さをいかに排除できるかを常に考えています。当社では、SonicWallとのパートナーシップにより、単一画面で管理できる拡張可能なエンドツーエンドセキュリティサービスと柔軟な従量制の課金モデルを、お客様に提供しています」
日々の業務の複雑さを解消
リスク管理やセキュリティガバナンス、コンプライアンスに不可欠なSonicWall Global Management System(GMS)9.2を導入することで、企業はSonicWall ファイアウォールや ワイヤレスセキュリティ、セキュアな電子メール、リモートユーザーを迅速に展開し、一元管理することができます。GMSには業界をリードするプロフェッショナル・サービス・オートメーション(PSA)ツールであるConnectWise Managerが統合されているため、 サポートチケットの自動化、システムアラートやフェイルオーバー、アセットの同期化を単一ポータルで実行できます。
拡張し続けるネットワークを安全に保つには、迅速な評価と対応が鍵となります。SonicWall AnalyticsはMSSPに、ブランド化可能なカスタムレポートにより顧客のネットワークトラフィックの全体像を可視化し、顧客固有のリスクを監視する機能を提供します。
ベータプログラム、柔軟な料金体系
SonicWallの新サービス、SonicWall MSSPは現時点ではベータ版で提供されていますが、 近々より柔軟な月次契約オプションの追加を予定しています。現在のパイロットプログラムでは、Capture ClientとCloud App Securityを従量制で提供しており、2020年にはより幅広い SonicWall製品・サービスが対象となる予定です。
SonicWallについて
SonicWallは28年以上にわたってサイバー犯罪と戦い、世界中の中小企業や各種事業組織、政府機関を守り続けています。受賞歴のある当社のリアルタイム侵害検出・防止ソリューションは、SonicWall Capture Labsの研究によってその効果が裏付けられています。 このソリューション群は、実に215以上の国と地域で、100万以上のネットワークとその中の電子メールやアプリケーション、データを保護しています。これによって多くの組織がより効果的に稼働し、セキュリティ上の懸念を軽減しています。詳細にご興味をお持ちの方は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramで当社をフォローしてください。