SonicOS/X 7 ユーザ -- TZ および NSv シリーズ用
認証バイパスへの URL の追加
SonicOS/X ゲスト サービスは、保護されたネットワークに対するアクセスをゲスト ユーザに与えることなく、ゲスト ユーザがネットワークを通じて直接インターネットに接続できるようにします。これを行うために、SonicOS/X はユーザのコンピュータの IP アドレスを使用します。
IP アドレスを識別子として使用することは、ゲスト ユーザ トラフィックがネットワーク ルータを通過する場合に役立ちます。この場合、送信元 MAC アドレスはルータの MAC アドレスに変わるからです。これに対し、ユーザの IP アドレスは変わらずに通過します。
MAC アドレスのみを使って識別を行う場合、同じルータを通る 2 つのクライアントは同じ MAC アドレスでネットワーク セキュリティ装置に到達します。その結果、一方のクライアントが認証されると、もう一方のクライアントからのトラフィックも認証済みとして処理され、ゲスト サービス認証をバイパスすることになります。
識別にクライアント IP アドレスを使用することで、ルータ機器を経由するすべてのゲスト クライアントが個別に認証を要求されるようになります。
アクセス ルールに HTTP URL ユーザ認証バイパスを追加するには、以下の手順に従います。
- 「ユーザ > 設定 > 認証バイパス」に移動します。
- 「追加」を選択します。「URL の追加」ページが表示されます。
- 「URL の追加」フィールドに、URL を入力します。
- 「追加」を選択します。変更命令の確認のポップアップが表示されます。
- 「OK」をクリックします。
- 「更新」を選択します。
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