SonicOS/X 7 ネットワーク DNS

動的 DNS プロファイルの設定

DDNS プロファイルの設定に関する一般的な情報の参照先: 動的 DNS の設定

動的 DNS サービスの使用は、利用する DDNS サービス プロバイダを選び、アカウントを設定することから始めます。同時に複数のプロバイダを利用することも可能です。「動的 DNS プロバイダ」に記載した各種プロバイダの一覧を参照してください。通常の登録手続きでは、プロバイダから確認の電子メールを受け取り、そのメールに埋め込まれている固有の URL へのアクセスを実行して最終確認を行います。選択したプロバイダのページにログインした後、管理用のリンク (一般に、「追加」や「管理」) を選択し、ホスト エントリを作成します。この作業は、SonicOS/X 上で動的 DNS クライアントを使用する前に行う必要があります。「ネットワーク > 動的 DNS」ページに、DDNS サービスを使用するように SonicWall ネットワーク セキュリティ装置を設定するための項目があります。

SonicWall セキュリティ装置で動的 DNS を設定するには、以下の手順に従います。

  1. ネットワーク > 動的 DNS」に移動します。
  2. 追加」を選択します。「動的 DNS プロファイルの追加」ダイアログが表示されます。
  3. この動的 DNS プロファイルを有効にする」がオンの場合は、このプロファイルは管理上有効になり、ネットワーク セキュリティ装置によって、「詳細」ページの「オンライン設定」セクションで定義されている動作が実行されます。このオプションは、既定では選択されています。
  4. オンライン設定を使用する」チェックボックスがオンの場合は、このプロファイルの管理はオンラインになります。このオプションは、既定では選択されています。
  5. プロファイル名」フィールドに、DDNS エントリに割り当てる名前を入力します。これには、「動的DNS 設定」テーブルでエントリを識別するのに使用する任意の名前を指定できます。名前は最小 1 文字、最大 63 文字です。
  6. プロバイダ」で、動的 DNS プロバイダを選択します。これらのプロバイダに関する参照先: サポートしている動的 DNS プロバイダ。既定値は dyn.com です。

    選択した DNS プロバイダで動的サービス レコードを作成しておく必要があります。

    どの DNS プロバイダでもすべてのオプションを使用できるわけではありません。また、ページ下部の「補足」には DNS プロバイダが HTTP または HTTPS プロトコルを使用しているかどうかや、そのプロバイダのウェブサイトへのリンクが表示されます。

  7. ユーザ名」フィールドに、DNS プロバイダに持つアカウントのユーザ名を入力します。名前は最小 1 文字、最大 63 文字です。
  8. パスワード」フィールドに DNS パスワードを入力します。名前は最小 1 文字、最大 31 文字です。
  9. ドメイン名」フィールドに、DNS プロバイダに登録したホスト名の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力します。ホスト名とドメインが、設定したものと同じであることを確認します。名前は最小 1 文字、最大 63 文字です。
  10. オプションで、この動的 DNS プロファイルを特定の WAN インターフェースに割り当てるために、「関連付け先」から該当する WAN インターフェースを選択します。複数 WAN 負荷分散を設定している場合は、このオプションにより、予測可能な IP アドレスを動的 DNS サービスに通知できます。既定では、これは「すべて」に設定されていて、プロファイルがネットワーク セキュリティ装置上でどの WAN インターフェースでも自由に使用できることを意味します。
  11. プロバイダ」で「dyn.com」を選択した場合は、ステップ 13 に進みます。
  12. dyn.org を使用する際には、「サービス種別」で選択したサービスの種類に対応するサービス種別を選択します。

    動的 無料の動的 DNS サービスです。このオプションは既定の設定です。
    ユーザ定義 管理されたプライマリ DNS ソリューションで、プライマリおよびバックアップの統合 DNSサービスと、ウェブベースのインターフェースを提供します。動的、静的双方の IP アドレスをサポートしています。
    静的 静的 IP アドレスを使用する無料の DNS サービスです。
  13. 詳細」を選択します。

    一般に、このページの既定の設定をそのまま使用できます。

  14. オンライン設定」セクションでは、動的 DNS プロバイダにどのアドレスを登録するかを指定します。次のどちらかを行います。

    DDNS プロバイダに IP アドレスを検出させる

    セキュリティ装置は DNS プロバイダによる IP アドレスの指定を許可します。

    IPv4 のみ。このオプションは、既定では選択されています。

    自動的に IP アドレスをプライマリ WAN インターフェース IP アドレスに設定する

    セキュリティ装置によって WAN IP アドレスが登録 IP アドレスとして割り付けられ、動的 DNS サーバによる自動検出に優先して使用されます。自動検出が適切に動作しない場合に役に立つ設定です。このオプションは、既定では選択されています。

    IPv6 の場合: このオプションは、既定では選択されています。

    IP アドレスを手動で指定する 登録する IP アドレスを手動で指定および割り付けできます。
  15. オフライン設定」セクションでは、ネットワーク セキュリティ装置で動的 DNS 登録がローカルにオフラインになっている (無効になっている) 場合に、動的 DNS サービス プロバイダにどの IP アドレスを登録するかを指定します。次のどちらかを行います。
    何もしない前に登録したアドレスを動的 DNS プロバイダでの現在のアドレスにすることができます。このオプションは、既定では選択されています。
    プロバイダ サイトで事前に設定したオフライン IP アドレスを使用する プロバイダでオフライン設定の手動設定をサポートしている場合は、このオプションを選択して、このプロファイルの管理がオフラインのときにこれらの設定を使用できます。
    未知のホストにするDDNS サービスの名前を非表示にします。
    IP アドレスを手動で指定する 登録する IP アドレスを手動で指定および割り付けできます。
  16. OK」をクリックします。

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