SonicOS/X 7 ネットワーク DNS

DNS キャッシュ

DNS プロキシでは、よく使用されるドメインやホスト アドレスが DNS キャッシュ メモリに保存されます。DNS キャッシュ内のドメインに一致する DNS クエリを受け取ると、ファイアウォールは、DNS クエリや応答プロキシの処理を行わずに、キャッシュ レコードを使用してクライアントに直接応答を返します。

DNS キャッシュには次の 2 種類があります。

静的 管理者が手動で設定します。
動的 GMS によって自動学習されます。それぞれの DNS クエリについて、SonicOS/X DNS プロキシは、URI に対する精密検査を行い、有効な応答をキャッシュに記録します。

DNS クエリが既存のキャッシュ エントリに一致した場合、SonicOS/X DNS プロキシはキャッシュに記録されている URI を用いて直接応答を返します。これにより、通常はネットワーク トラフィックが減少し、結果としてネットワークの全体的なパフォーマンスが向上します。

静的 DNS キャッシュ サイズ

DNS キャッシュ エントリの固定サイズは、プラットフォームに関係なく、常に 256 です。静的 DNS キャッシュは、手動で削除しない限り、決して削除されません。

動的 DNS キャッシュ サイズ

動的 DNS キャッシュ サイズは、プラットフォームによって異なります。以下にその例を示します。

プラットフォーム 最大キャッシュ サイズ
SM 9400
SM 9600
4096
SM 9200 2048
NSA 4600
NSA 5600
NSA 6600
2048
NSA 2600
NSA 3600
1024
TZ600 512

TZ300/TZ300W
TZ400/TZ400W
TZ500/TZ500W

512

ネットワーク セキュリティ装置が DNS プロキシ キャッシュにエントリを追加しようとしたとき、キャッシュが最大サイズに達していた場合、ネットワーク セキュリティ装置は次の処理を行います。

  1. 有効期限が最も近い DNS キャッシュ エントリを削除します。
  2. 新しい DNS キャッシュ エントリを追加します。

Was This Article Helpful?

Help us to improve our support portal

Techdocs Article Helpful form

  • Hidden
  • Hidden

Techdocs Article NOT Helpful form

  • Still can't find what you're looking for? Try our knowledge base or ask our community for more help.
  • Hidden
  • Hidden