カリフォルニア州ミルピタス — 2020年2月4日 — 信頼できるセキュリティパートナーとして世界中で100万以上のネットワークを保護するSonicWallは、本日、企業や一般消費者をターゲットとしてサイバー犯罪者が活用する回避型の攻撃手法について取り上げた、年次脅威レポートの結果を発表しました。
SonicWallの社長兼CEOであるビル・コナーは、「サイバー犯罪者は、より精度の高いステルス型攻撃の設計、作成、展開能力を磨きながら、サンドボックス技術による検知を回避する能力を増強してきています。組織や企業では、これまで以上に迅速な検知と対応が不可欠になっており、それができなければ、より大胆に一方的な条件を押し付ける犯罪者と身代金を交渉しなければならないというリスクを負うことになります。」と語っています。
サイバー脅威による、システム、ハードウェア、日常の業務運営、そしてブランドの評判へのダメージを阻止するには、迅速な対応が非常に有益であることが証明されています。SonicWallのCapture Advanced Threat Protection(ATP)のクラウドサンドボックスサービスは、2019年に約44万種のマルウェアを発見し(1日あたりで1,200種)、その結果は一般ユーザーからの届出よりも2日間も前にマルウェアのレポジトリに報告されています。
SonicWallは、特許出願中のReal-Time Deep Memory Inspection™ 技術を活用し、従来のサンドボックス機能では見逃す可能性の高い攻撃をする15万3,000以上の新種マルウェアをすでに検出しています。検出後SonicWallは、ただちにすべてのアクティブな顧客ソリューションに新しいマルウェアシグネチャを配布し、顧客環境をすぐに攻撃から守ります。
サイバー脅威の状況に関する詳細な情報と分析を提供する、2020年SonicWallサイバー脅威レポートの主な報告内容は以下の通りです。
2020年SonicWallサイバー脅威レポートは、215以上の国や地域に戦略的に配置された110万を超えるセンサーから2019年中に収集した脅威インテリジェンスの結果をまとめたものです。同年にSonicWall Capture Labsの脅威研究者は、毎日14万個以上のマルウェアサンプルを収集・分析し、1日あたり2,000万個以上のマルウェア攻撃を阻止し、年間で99億件ものマルウェア攻撃を検知しました。攻撃者がよりターゲットを絞り、その攻撃をビジネス上クリティカルなシステムへと移動させていることから、SonicWall Capture Labsでは、組織やユーザーのサイバー脅威の対策に役立つ攻撃傾向に注目しています。
完全版レポートのダウンロードについては、www.sonicwall.com/ThreatReportをご覧ください。現時点でのサイバー攻撃データに関しては、SonicWall Security Centerから、世界全体での攻撃の傾向、種類および件数などをご確認いただけます。
SonicWallはサンフランシスコのモスコーン・センターで開催されるRSA 2020カンファレンスでノース・エキスポ・ホールのブース5559において最新のセキュリティ・ソリューションの展示を行います。
SonicWallについて
SonicWallは28年以上にわたってサイバー犯罪と戦い、世界中の中小企業や各種事業組織、政府機関を守り続けています。受賞歴のある当社のリアルタイム侵害検出・防止ソリューションは、SonicWall Capture Labsの研究によってその効果が裏付けられています。このソリューション群は、実に215以上の国と地域で、100万以上のネットワークとその中の電子メールやアプリケーション、データを保護しています。これによって多くの組織がより効果的に稼働し、セキュリティ上の懸念を軽減しています。詳細にご興味をお持ちの方は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramで当社をフォローしてください。