SonicOS 7 ネットワーク ファイアウォール

ユーザ定義リスト

「カスタム リスト」セクションでは、ユーザ定義のホワイトリストとブラックリストを設定できます。

ブラックリストとホワイトリストの設定 - SSL 証明書のコモンネーム (共通名) との比較に使用する文字列を定義できます。エントリでは大文字と小文字が区別され、パターン マッチング方式で使用されます。「ブラックリストとホワイトリスト: パターン マッチング」に例を示します。

ブラックリストとホワイトリスト: パターン マッチング
エントリ 一致する URL 一致しない URL
sonicwall.com https://www.sonicwall.com、https://csm.demo.sonicwall.com、https://mysonicwall.com、https://supersonicwall.computers.org、https://67.115.118.87 https://www.sonicwall.de
prox

https://proxify.org、https://www.proxify.org、https://megaproxy.com、https://1070652204

https://www.freeproxy.ru
  • 67.115.118.87 は sslvpn.demo.sonicwall.com を解決すると得られる IP アドレスで、このサイトでは sslvpn.demo.sonicwall.com に対して発行された証明書が使用されています。したがって、証明書の共通名の比較が行われるため、“sonicwall.com” と一致する URL として検出されます。

  • これは、IP アドレス 63.208.219.44 の 10 進法表記です。この証明書は www.megaproxy.com に対して発行されたものです。

  • www.freeproxy.ru サイトの証明書の共通名は "" に対して発行された自己署名証明書であるため、“prox” には一致しません。ただし、自己署名証明書または信頼できない CA の証明書の制御を有効にすることで、この URL を簡単に遮断できます。

ブラックリストを設定するには、以下の手順に従います。

  1. ネットワーク > ファイアウォール > SSL 制御 > ユーザ定義リスト > ブラックリスト」に移動します。
  2. +」アイコンを選択します。「ブラックリストの追加」ダイアログが表示されます。

  3. 証明書コモンネーム」フィールドに証明書の名前を入力します。

    リストの一致検出は、クライアントが要求した URL (リソース) ではなく、SSL 交換でやり取りされる証明書のサブジェクト コモンネームに基づいて行われます。

  4. 追加」を選択します。

    SSL 制御設定を変更しても、その時点で確立している接続には反映されません。変更の確定後に行われる新しい SSL 交換のみが検査され、影響を受けます。

ホワイトリストを設定するには、以下の手順に従います。

  1. ネットワーク > ファイアウォール > SSL 制御 > ユーザ定義リスト > ホワイトリスト」に移動します。
  2. +」アイコンを選択します。「ホワイトリストの追加」ダイアログが表示されます。

  3. 証明書コモンネーム」フィールドに証明書の名前を入力します。

    リストの一致検出は、クライアントが要求した URL (リソース) ではなく、SSL 交換でやり取りされる証明書のサブジェクト コモンネームに基づいて行われます。

  4. 追加」を選択します。

    SSL 制御設定を変更しても、その時点で確立している接続には反映されません。変更の確定後に行われる新しい SSL 交換のみが検査され、影響を受けます。

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