設定のバックアップ・リストアの手順および注意点について
09/20/2024 92 People found this article helpful 458,519 Views
Description
設定のバックアップ・リストアの手順および留意点について
Resolution
ノート: SonicOS7以降の場合、GUIが異なります。
ノート: SonicOS6.5から、以前のバージョンとメニュー構成が変更となっています。ここで使用している画像はSonicOS6.5以前のバージョンでの表示となっています。SonicOS 6.5で以前のバージョンと同じ表示にするためには管理GUI左下の三をクリックしてください。
SonicWall UTM製品のバックアップ/リストア方法は2通りあります。
方法 1
バックアップ手順
リストア手順
方法 2
バックアップ手順
リストア手順
方法 1:
システムバックアップ(ファームウェアイメージ+設定ファイル)によるバックアップ/リストア
NOTE: SOHOシリーズ、TZシリーズ、NSA220、NSA240、NSA250Mではファームウェアイメージ、現在の状態(ライセンス情報、SSL証明書、管理者パスワード)が含まれません。設定ファイルのみです。 そのため、システムバックアップによるリストアには対応しておりません。
NOTE: 上記以外のGen6シリーズ製品に関しては、ライセンス情報、インポートしたSSLサーバ証明書やルートCA証明書も維持されています。管理者パスワードも維持されます。※システムバックアップによるリストアが可能です。
-バックアップ手順
1.装置にログイン後、システム > 設定 画面の”ファームウェアの管理”より、「バックアップの作成」をクリックします。
2."警告: バックアップを作成すると、既存のバックアップイメージに上書きします。「OK」を選択すると続行します。" とポップアップが出ますので 「OK」 をクリックします。
左下の ”状況:” にて正常に作成された旨のメッセージが表示されればOKです。
-リストア手順
1.システム > 設定 画面の”ファームウェアの管理”より、"システムバックアップ" の右端にある起動ボタンをクリックします。 (再起動します)
2.バックアップの作成を行った時のファームウェアバージョン+設定ファイルで起動します。
方法 2:
設定ファイルのエクスポート/インポートによるバックアップ/リストア
バックアップ手順
1. システム>設定で現在のファームウェアのダウンロードアイコンをクリックしてファームウェアをダウンロードします。
2.システム > 設定の「設定のエクスポート」をクリックします。
3. システム > 証明書 > 表示形式:インポートした証明書とリクエストを選択します。 SSLサーバ証明書やルートCA証明書エントリーがリストされる場合はダウンロードします。イメージのように何も表示されない場合は不要です。
リストア手順
リストアのシナリオと手順の概要
(1)現在のファームウェアが、リストアする設定ファイルを取得したときのファームウェアより新しいバージョンの場合
- バックアップ手順でダウンロードしたファームウェアをアップロードします。
- アップロードしたファームウェアを工場出荷状態で起動します。
- 初期IP(192.168.168.168)でX0から管理GUIにログインします。パスワードはpasswordです。
- SSL証明書のバックアップがある場合はインポートします。
- エクスポートした設定ファイルをインポートします。IPアドレスがインポートした情報に変わりますので注意してください。
- 管理者パスワードを設定します。
- ライセンス同期をします。
(2)現在のファームウェアが、リストアする設定ファイルを取得したときと同じファームウェアの場合
- エクスポートした設定ファイルをインポートします。IPアドレスがインポートした情報に変わる場合がありますので注意してください。
- 必要であればバックアップしてあるSSL証明書をインポートします。
(3)現在のファームウェアが、リストアする設定ファイルを取得した時のファームウェアより古い場合
- バックアップ手順でダウンロードしたファームウェアをアップロードします。
- アップロードしたファームウェアを現在の設定で起動します。
- エクスポートした設定ファイルをインポートします。IPアドレスがインポートした情報に変わる場合がありますので注意してください。
*管理者パスワードやライセンスの情報はインポートした設定ファイルには含まれていません。 - 必要であればバックアップしてあるSSL証明書をインポートします。
手順の詳細
- システム > 設定に進みます。
- リストアする設定ファイルをエクスポートしたファームウェアバージョンと、現在のファームウェアが異なるバージョンの場合は、バックアップしたファームウェアをアップロードします。同じバージョンの場合は5に進んでください。ファームウェアのアップロード をクリックし、バックアップしたファームウェアを指定します。
- アップロードしたファームウェアの起動アイコンをクリックします。
現在のファームウェアより古いファームウェアの場合:工場出荷時設定で起動します。
現在のファームウェアより新しいファームウェアの場合:現在の設定で起動します。 - 起動後、工場出荷時設定で起動した場合はX0から192.168.168.168にアクセスします(PCのIPアドレスを適宜変更ください) 。管理者アカウントのデフォルトクレデンシャルはadmin/passwordです。現在の設定で起動した場合は、通常通り管理GUIにログインします。
- システム > 設定の「設定のインポート」をクリックします。
- 設定ファイルを選択し、インポートをクリックします。(再起動します)
CAUTION: 工場出荷イメージで起動しますとライセンス情報はリセットされますのでMySonicWallの再登録が必要です。
再登録する場合はを「◆SonicWall装置の登録の仕方」参照ください。
閉域NW等によって手動装置登録している場合は「◆UTM/NGFW: 手動で装置登録、及びシグネチャデータファイルを更新する方法 (閉域ネットワーク内でインターネットアクセス環境が無い場合) 」を参照ください。
CAUTION: エクスポートした設定ファイルには管理者パスワードが含まれておりませんのでインポート後に必要に応じて再設定してください。
また、SSLサーバ証明書やルートCA証明書も含まれておりません。サードパーティ製の証明書をインポートしている場合はインポートしてください。
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