• 年初から米国(185%)と英国(144%)でランサムウェアが急増
  • 上位はRyukCerberSamSam:全ランラムウェアの64%
  • 行政、教育、医療、小売業界を狙うランサムウェアが増加
  • IoTマルウェアは2018年から増加傾向、年初から現在までに世界で59%
  • クリプトジャックが依然として優勢、年初から現在までに世界で23%増、米国で22%
  • SonicWallの特許取得済みRTDMI™が過去に例のないマルウェアを数多く検出、年初から現在までで2020年上半期の54%

カリフォルニア州ミルピタス 2021729 2021年上半期、ランサムウェア攻撃は急増し、本日発表されたSonicWallサイバー脅威レポート2021年中間アップデートによれば、わずか6カ月で2020年の総数を上回りました。サイバー犯罪の新時代を迎え、SonicWallは攻撃者が悪意ある目的を遂げるためのあらゆる手段を分析しています。

ランサムウェアは確立された技術やインフラに対する攻撃で注目されるとともに、広く拡大しています。2021年上半期、SonicWallは世界全体で3億470万件のランサムウェアを検出し、2020年の年間総数(3億460万件)を上回りました。年初から現在までで比較すれば151%増となります。

SonicWallの社長兼最高経営責任者(CEO)であるビル・コナーは、次のように述べています。「不安と不確定性に満ちた1年、サイバー犯罪者は警戒心の薄い人や脆弱な機関に対する攻撃を強化してきました。この最新データは、高度な攻撃者が常に戦術を改善し、ランサムウェアを通じて金銭的な利益を得たり問題を起こしたりしていることを示しています。リモートワークが続く中、企業は依然として高いリスクを抱え、犯罪者は不確実なサイバー情勢を敏感に捉えています。企業や組織、特にリモートワークやモバイルワークが多く、セキュリティが低い場合には、最新の『バウンドレス・サイバーセキュリティ』アプローチに移行し、既知、未知の両方の脅威を防ぐことが不可欠です。」

ランサムウェアの流行

SonicWallは、4月と5月のいずれも史上最高の攻撃検出数を発表しましたが、2021年6月もさらに7,840万件を記録しました。年初から米国(185%)と英国(144%)ではランサムウェアが急増しています。上半期、最も多かったのはRyuk、Cerber、SamSamの3種類で、SonicWall Capture Labsが記録したランサムウェア攻撃の64%を占めました。

2021年上半期に最もランサムウェアの影響を受けた地域は、米国、英国、ドイツ、南アフリカ、ブラジルの5地域でした。米国の州別に見ると、フロリダ州(1億1,110万件)、ニューヨーク州(2,640万件)、アイダホ州(2,050万件)、ルイジアナ州(880万件)、ロードアイランド州(880万件)が最多です。

SonicWallのプラットフォームアーキテクチャ担当バイスプレジデントであるディミトリ・アイラペトフは、次のように述べています。「ランサムウェア、クリプトジャックのほか、金銭の詐取を目的としたさまざまなマルウェアが継続的に増加し、攻撃方法が進歩していることは、サイバー犯罪が常に金銭利益を追い、新しい機会や環境の変化に迅速に順応するという証拠です。」

SonicWall Capture Labsの脅威研究者は、世界における攻撃データの増加に加え、特に行政(917%)、教育(615%)、医療(594%)、小売(264%)業界における顕著なランサムウェア増加を記録しました。

特許取得済みのRTDMIが過去に例のない攻撃を検出、ブロック

未知、既知の脅威との闘いにおいて、SonicWallが特許を取得したReal-Time Deep Memory InspectionTM(RTDMI)は、記録的な数の未知のマルウェアを検出しました。これは2020年上半期を上回り、年初からでは54%増に相当します。

RTDMI技術は、従来の挙動ベースのサンドボックス方式に比べ、高度で未知のマルウェアを数多くブロックし、誤検出(脅威でないものを脅威と検出すること)も削減します。最新のICSA Labs Advanced Threat Defense(ATD)第2四半期テスト結果を見れば、RTDMIを搭載したSonicWall Capture Advanced Threat Protection(ATP)サービスが、テスト期間の33日間にわたり、過去に例のない脅威を100%検出し、誤検出はゼロだったことがわかります。

2021年第2四半期に実施された最近のテストでは、ICSAがCapture ATPに対し、新規またはほとんど知られていないマルウェアのサンプル544件、無害なアプリケーション600件を混合した合計1,144件のテストを実施しました。この結果、Capture ATPは悪意あるサンプルを100%識別し、無害なサンプルを脅威と判定することはありませんでした。これはCapture ATPにとって連続6回目のICSA ATD認証であり、6回で2回目の「満点」です。

SonicWallのソフトウェアエンジニアリング&脅威調査担当バイスプレジデントであるアレックス・ドゥブロフスキーは、次のように述べています。「現在のように変化の激しい脅威情勢で第三者の認証を受けるのは簡単ではありません。完璧な認証の連続は、SonicWallチームの熱意に加え、危険なサイバー脅威から組織を守るための情報と技術を提供するという当社の継続的な取り組みを示しています。」

マルウェアは引き続き減少、非標準ポートへの攻撃も減少

昨年、SonicWallは世界のマルウェア攻撃の減少を報告しました。この傾向は2021年上半期も継続し、全世界では24%減少しました。攻撃者の技術が高度になり、ランサムウェア、クリプトジャック、その他の手段でピンポイントに攻撃するようになるにつれ、「撃ちまくる」タイプのマルウェア攻撃が減り、全体的な数は減少しています。

非標準ポート経由のマルウェア攻撃も2020年に最高記録に達した後、2021年は減少しました。このように従来のファイアウォール技術を回避してペイロードを増やすことを目的とした攻撃は、2021年上半期において全マルウェアの14%を占め、年初から24%減少しました。

クリプトジャックが力を維持
2020年に意外な復活を遂げたクリプトジャックは、暗号通貨価格の高止まりを受けて2021年上半期も増加を続けました。SonicWallの脅威調査チームは、1月から6月までに5,110万件のクリプトジャック攻撃を検出しました。これは昨年同期の23%増に相当します。

ヨーロッパが特にひどく、年初から現在までにクリプトジャックが248%増加しています。この増加は、大きな利益のためにオンラインでの匿名性が重要となったことで、サイバー犯罪者が悪用する市場に不穏な変化が生じたことを強調しています。

引き続きIoTが脅威の経路

昨年は、多くの従業員が職場から自宅に荷物を引き上げ、何百万台もの新しいデバイスと何百万ものサイバー犯罪の糸口をネットワークに持ち込みました。今年もIoT(Internet of Things)マルウェア攻撃は増加し、2018年に始まる傾向を受けて世界では年初から現在までに59%増加しました。

米国では年初から現在までにIoTマルウェアの増加率が15%と低めですが、ヨーロッパでは113%、アジアでは190%と顕著に増加しています。

SonicWall Capture Labsの脅威調査チームは、215を超える国と地域にある110万個のセンサーから脅威情報を収集し、分析しています。これには、ファイアウォール、電子メールセキュリティデバイス、エンドポイントセキュリティソリューション、ハニーポット、コンテンツフィルタリングシステム、SonicWall Capture Advanced Threat Protection(ATP)マルチエンジンサンドボックスなど、SonicWall セキュリティシステム間で共有されるクロスベクター脅威に関連する情報、SonicWall内部マルウェア分析の自動化フレームワーク、世界中の膨大な数のファイアウォールや電子メール用セキュリティデバイスから得られるマルウェアおよびIPの評価データ、共有される脅威インテリジェンスが含まれます。

SonicWallサイバー脅威レポート2021年中間アップデート全文は、www.sonicwall.com/threatreportよりダウンロードしてお読みいただけます。

SonicWallについて

SonicWallは、Boundless Cybersecurityを提供することにより、誰もがリモート/モバイルで危険にさらされながら仕事をするという超分散化時代のビジネスの現実に対処します。SonicWallはシームレスな防御を提供し、非常に巧妙なサイバー攻撃を阻止します。これによって、無限に存在する脆弱性ポイントすべてを保護し、リモートワークやモバイル化、クラウド利用を活発に進める人員を守り、ひいてはビジネスのニューノーマルに対応すべくモバイル化を進める組織のセキュリティを確保します。未知の領域を探求し、リアルタイムの可視性を提供しながら経済の大躍進を実現しているSonicWallは、サイバーセキュリティ業務上の課題を解決して世界中の企業や政府、中小企業をサポートします。詳細にご興味をお持ちの方は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、TwitterLinkedInFacebookInstagramで当社をフォローしてください。

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February 21, 2024

SonicWallの脅威データがサイバー攻撃の深刻さと マネージドサービスプロバイダー(MSP)の重要性を明らかに

サイバー犯罪者の手口の多様化に伴い、侵入の試みの総数が増加(+20%) – 世界中で攻撃が増加 ランサムウェアは年間を通じて増加(下半期は+27%)、夏季がピーク(+37%) クリプトジャックの総数 – 全世界で+659%の急増 IoTエクスプロイト(+15%)と暗号化された脅威(+117%)も増加傾向 SonicWallは29万3,989件の「未知の」マルウェア亜種を発見 – 1日あたり805件 カリフォルニア州ミルピタス — 2024年2月21日 — SonicWallは本日、2024年版SonicWall年次サイバー脅威レポートを発表しました。本レポートは、デジタル攻撃者による様々なサイバー行動と傾向を明らかにし、パートナー企業がデータに基づくソリューションを構築し、顧客の安全を守るための支援を提供する目的で作成されました。2023年は、危険で適応力があり、巧みなデジタル脅威の年となりました。サイバー犯罪者は執拗に攻撃を続けており、組織は新たな防御手段を求めています。 IT部門へのプレッシャーを軽減するために、マネージドサービスプロバイダー(MSP)を検討する組織が増えています。マネージドサービスは、組織に人的なセキュリティ層を加え、アラートによる疲労を緩和し、貴重なリソースと時間を本業にあてるために利用できる、革新的なソリューションです。 SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「SonicWallの2024年版脅威レポートでは、サイバー犯罪者は新しい手法やプラットフォームを駆使しており、脅威の状況はより複雑かつ深刻化していることが明らかになりました。また、従来型のネットワークセキュリティでは不十分であることも明らかになっています。セキュリティ担当者は、膨大な数のサイバー攻撃に対処してエンドポイントからクラウドまでを保護するための支援を必要としています。特にクラウドは、企業にとって不可欠となっており、MSPの役割は、技術的な保守から、顧客のセキュリティ体制を強化させる方向にシフトしています。」 侵入の総数は増加しており、前年同期比でほぼ10億回増加しました。世界全体のクリプトジャックの件数は659%増加し、暗号化された脅威も117%増加しました。これは、サイバー犯罪者がより発見されにくく、リスクの少ない手法を選択して悪意ある活動を行っているためです。このデータは、サイバー脅威が執拗であり、進化を続けている状況を示しています。また、企業はセキュリティ戦略を継続的に更新し、脅威を迅速に特定して対処できるよう、マネージドサービスプロバイダー(MSP)の活用が推奨されています。 進化、多様化する攻撃経路 SonicWallのマネージドセキュリティサービス担当上級副社長であるマイケル・クリーンは次のように述べています。「企業が最も大切な資産を守るためには、常に警戒を怠らず、プロアクティブなサイバーセキュリティ対策を講じ、実際に問題となる脅威を注視する必要があります。今日の組織はエンドツーエンドでマネージドな脅威保護を提供する包括的なアプローチを望んでいます。MSPは、顧客が自信と耐久力を持って激動のサイバーセキュリティ情勢を乗り切れるよう支援することができ、これがMSPに競争上の優位性をもたらします。」 サイバー犯罪者や国家は、重要インフラへのアクセス能力を高めています。脅威の情勢はさらに複雑になり組織はセキュリティの必要性を再評価せざるを得なくなっています。2023年下半期には、集中的なランサムウェアによる活動(+27%)が確認されました。さらに、IoTエクスプロイト(+15%)、侵入の試み(+20%)、暗号化された脅威(+117%)といったその他の多様な攻撃が世界中で増加傾向となっています。 Compass MSPのCTOであり、SonicWallの長年のパートナーであるアレックス・ツカノフ氏は次のように述べています。「サイバー脅威がますます巧妙化している現代において、MSPは顧客を保護し、顧客が自社のビジネスにより多くの時間を費やせるように支援する最前線の防御策です。新しい脅威が毎日出現している中で、MSPはSonicWallの脅威レポートに示されているような脅威への洞察を活用し、顧客の安全を確保するために必要な具体的なプランを構築しています。」 ソニックウォール・ジャパン株式会社 代表取締役社長 北川 剛は次のように述べています。 「脅威の状況は拡大し続けており、脅威をもたらす攻撃者はその戦術を進化させ、利用可能なあらゆるツールを使い邪悪な手段を実行し続けています。SonicWallは、日々の研究に基づく実用的な洞察を提供するだけでなく、当社のロードマップを推進し、パートナー様を支援するソリューションを構築するためのサイバー脅威レポートを発行し続けています。あらゆる組織、企業がターゲットとされる可能性が高まり続けている今、昨日までの安全策ではもはや十分ではありません。」 中小企業から大企業に至るまで脅威は依然として増加 ランサムウェアが依然として脅威であることは確かですが、SonicWall Capture Labsの脅威研究者は、中小企業、政府機関、大企業を特に標的とする幅広い活動が2024年に増加すると予想しています。SonicWallのセンサーは、毎日19,000件以上の脅威を特定し、防止しています。 2024年版のSonicWallサイバー脅威レポートでは、さまざまなサイバー脅威に関する情報を提供します。 マルウェア — 2023年の全世界でのマルウェアの総数は11%増加しました。中南米(+30%)と米国(+15%)で大きく増加しています。意外にも、ヨーロッパでは減少しており(-2%)、英国は-28%という最も大きな減少率となりました。 ランサムウェア — 年間を通して36%の減少が見られましたが、夏季と下半期は強い反発が示され、夏季は、前年同期比で+37%の急増でした。 IoTエクスプロイト – 全世界の総数は15%増加しました。コネクテッドデバイスの急速な増加に伴い、サイバー犯罪者がさまざまな組織への攻撃に使用できる脆弱な経路としてこれらを標的にしています。 暗号化された脅威 — 昨年サイバー犯罪者が採用していたもう1つの発見されにくい手段は暗号化された脅威であり、世界全体で急増しています(+117%)。 特許取得済みのRTDMIが29万4,000件の「未知の」マルウェア亜種を発見 SonicWallの特許取得済みReal-Time Deep Memory InspectionTM(RTDMI™)テクノロジーは2023年、合計29万3,989件の「未知の」マルウェア亜種を特定しました。毎日約800種類の新しい亜種が発見されており、脅威の情勢は複雑なままです。 SonicWallの詳細および2024年版SonicWallサイバー脅威レポート全文はwww.sonicwall.com/threatreportをご覧ください。 SonicWall Capture Labsとは SonicWall Capture Labsの脅威研究者は、世界中の約215の国と地域をカバーした100万を超えるセキュリティセンサーを含む、世界各地のデバイスやリソースから成るSonicWall Capture Threatネットワークを通じて脅威情報を収集、分析、検証しています。10年以上前に世界で初めて人工知能を脅威の調査と保護に使用したSonicWall Capture Labsは、収集したデータを厳密にテストし評価することで、電子メールの送信者とコンテンツの評判スコアを設定し、新しい脅威をリアルタイムで識別します。 SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter, LinkedIn, Facebook and Instagramで当社をフォローしてください。

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February 8, 2024

SonicWall、マネージドエンドポイントサービスによってより高い柔軟性を提供する公約を実現

SonicWallは24時間年中無休のセキュリティオペレーションセンター(SOC)によってマネージド検出/応答(MDR)ソリューションを強化し、一連のマネージドソリューションでパートナーの成長を推進 カリフォルニア州ミルピタス — 2024年2月8日 —SonicWallは、大切なチャネルパートナーからのフィードバックを活用し、MSP向けにカスタマイズされた多数のマネージドサービスを初めて提供することを発表しました。SonicWallはエンドポイントベンダーをマネージド検出/応答(MDR)ソリューションに加え、SonicWall Capture ClientまたはWindows Defenderを提供する新規および既存のMSP向けの共同管理セキュリティサービスを構築します。 SonicWallプラットフォームの拡張に応じて、お客様はファイアウォールからクラウドセキュリティまで、すべての管理対象向けのマネージドセキュリティ製品が増え続けることを期待できます。1社のベンダーだけでサイバーセキュリティのあらゆる側面に対応することは不可能です。脅威はあまりにも数が多く、きわめて巧妙で、種類も非常に多様なためです。サイバーセキュリティの強化には、業界全体の協力とコラボレーションが不可欠です。そのために、SonicWallは自社のポートフォリオだけでなくサードパーティのベンダー/パートナーとも緊密な統合が可能なサイバーセキュリティプラットフォームの構築に取り組んでいます。 SonicWallのCEO兼社長であるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「目覚ましい勢いが当社のビジネス全体に広がり、成長中の当社のMSPのコミュニティまでマネージドサービスを拡大できることをうれしく思っています。当社はコミュニティの声に耳を傾けました。そして、エンドポイントを選ばないソリューションを提供する予定です。そのことに対するフィードバックは圧倒的に肯定的なものでした。パートナーを支援するという当社の取り組みは確かなものであり、当社は、現在の勢いを持続させるために必要なワールドクラスのセキュリティプラットフォームを構築し続けます。」 SonicWallのMDRサービスにより、組織は複数の次世代型アンチウイルス(NGAV)と組み合わせることで自社のビジネスに適したツールを柔軟に選択できます。すべてのNGAVユーザーは、SonicWallの専任のSOCチームから、同一の24時間365日の監視、脅威ハンティング、異常検出のサービスを受けることができます。現時点では以下のNGAVがサポートされています。 Capture Client、SonicWallの高度なEDRソリューション Windows Defender SentinelOne Cylance 多くの場合、MSPには24時間体制でアラートを監視するチームがありません。そのため、重要なアラートを受信してから防御措置を取るまでの間に遅延が発生する可能性があります。また、誤検出のノイズの中から本当の問題を特定することが難しい場合があるため、アラート疲れも問題になる可能性があります。SOCを追加することによって24時間年中無休の監視が提供されるため、いつアラートが通知されても見逃すことがなくなります。その結果、より迅速な対応が可能になり、MSPとその顧客の両者の全体的なセキュリティが向上します。また、SonicWallは2024年の第2四半期にEMEA(欧州、中東、アフリカ)を拠点とするSOCも展開する予定です。 SonicWallの最新の発表は、社会のニーズを重視し、柔軟で包括的なサービスによってパートナーの成長を促進する戦略に沿ったものです。また、人工知能(AI)やその他のテクノロジーを規模拡大や質の高いサービスの促進のために世界レベルで活用するという大きな計画とも一致します。 SonicWallのマネージドサービス担当上級副社長であるマイケル・クリーンは次のように述べています。「現代のMSPは、ポイントソリューションよりもマネージドセキュリティのプラットフォームを必要としています。SonicWallは、MSPに自信と耐久力を持って激動のサイバーセキュリティ情勢を乗り切っていただけるよう、総合的なアプローチでエンドツーエンドのマネージド脅威に対応し、明確な競争力を提供します。」 組織は、ネットワーク全体で攻撃者の行動を特定するための人的なセキュリティのレイヤーを切実に必要としています。今回の新しいサービスにより、お客様は毎日24時間体制の監視、完全なネットワークの可視性、プロアクティブな脅威検出機能、高度な保護を手に入れて、脅威を確実に特定して根絶できるようになります。 勢いづくSonicWal SonicWallは、パートナーの成長を推進するマネージドサービスを追加することによって重要なマイルストーンを達成しました。さらに、Banyan Securityの買収によって、レガシーアーキテクチャに代えてゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を含むSSEソリューションの導入を検討している中小企業向けに、Fortune 100の主要企業が信頼しているゼロトラストセキュリティが追加されることになり、SonicWallの最新のリモートワーカー向けのクラウドセキュリティプラットフォームが強化されました。 詳しくはこちらをご覧ください:https://www.sonicwall.com/products/managed-detection-and-response/. SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter, LinkedIn, Facebook and Instagramで当社をフォローしてください。

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January 3, 2024

SonicWall、SASEの提供を加速、実績あるクラウドセキュリティプロバイダーを買収

SonicWall、Banyan Securityの買収により、最新のリモートワークフォース向けのクラウドセキュリティプラットフォームをさらに強化 カリフォルニア州ミルピタス — 2024年1月3日 — サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるSonicWallは本日、最新のワークフォース向けセキュリティサービスエッジ(SSE)のリーディングプロバイダーであるBanyan Securityの買収を発表しました。これにより、レガシーアーキテクチャに代えてゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を含むSSEソリューションの導入を検討している中小企業向けに、Fortune 100の主要企業が信頼を寄せるゼロトラストセキュリティが追加されることになり、SonicWallのポートフォリオがさらに充実したものとなります。 SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「サイバーセキュリティの焦点は、クラウド時代の進化し続ける脅威の状況に適応できる、よりダイナミックなソリューションに移りつつあります。長年にわたり、ファイアウォールはサイバーセキュリティ防御の要でした。しかし、クラウドコンピューティングとセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)の台頭により、業界では、SSEやZTNAを必須とする、より包括的で柔軟なアプローチへと軸足が移りつつあります。SonicWallとBanyan Securityが一体となり、クラウドベースのセキュアアクセスサービスエッジ(SASE)ソリューションを提供します。これをご利用いただけば、パートナーの皆様は、顧客のクラウドジャーニーのあらゆる段階にも対応できるセキュリティアーキテクチャを提供することができます。」 Banyanのテクノロジーは、SonicWallのポートフォリオのクラウドへの拡張をさらに推進し、パートナーとその顧客にさらなる柔軟性を提供します。これは、SonicWallのサイバーセキュリティプラットフォームの継続的開発にとってのカギとなります。今回の買収は、ネットワーク、エンドポイント、ワイヤレス、クラウドEメール、脅威インテリジェンスを単一のマルチテナント型ポータルに統合するというSonicWallの「ベストオブスイート」戦略に沿ったものです。また、このプラットフォームにより、ワークフローがシンプル化され、脅威の可視性が統一されるため、サービスプロバイダーとエンドユーザーが本当に重要なことに集中できるようになります。 SonicWallのパートナーであるLogicallyの最高責任者(CEO)、ジョシュア・スキーンズ氏は次のように述べています。「数十年にわたり、SonicWallは最先端のサイバーセキュリティソリューションを提供し、パートナーのサポートにおいて極めて重要な役割を担ってきました。クラウドファースト戦略を求める明らかな要望を受けて、同社は今、それをクラウドにまで拡大しようとしています。企業がクラウド化に舵を切る際にはハイブリッド展開が必要となりますが、そこで理想的な立ち位置にあるのがSonicWallです。私たちは、SonicWallと共に、この新時代におけるビジネスの成功を支援できることを嬉しく思います。」 ハイブリッドワークおよびリモートワークの従業員が自宅、バーチャルオフィス、喫茶店で仕事をするようになると、ますます複雑化するネットワークで重要なビジネスアプリケーションにアクセスすることになるため、新たな課題が浮上してきます。このように増え続ける相互接続されたアクセス面のセキュリティを確保するため、企業はゼロトラストモデルを採用してセキュリティを近代化する必要に迫られています。多くの場合それは、レガシーアーキテクチャに代わるものとして採用されています。 今回の発表は、SonicWallによるSolutions Granted, Inc.(SGI)の買収に続くものです。同社の買収では、マネージドサービスプロバイダーおよびマネージドセキュリティサービスプロバイダー向けにカスタマイズされた最新のマネージド検出/応答サービスの販売チャネルへの提供が強化されました。 追加情報 SonicWall、ならびにSonicWallの最新の買収に関する詳細については、SonicWallのプラットフォームビジョンに関するウェビナーでご紹介しています。ぜひご参加ください:https://www.brighttalk.com/webcast/5052/603349 この買収は2023年12月26日付で完了し、Moelis & CompanyがSonicWallの独占的な財務アドバイザーを務めました。 SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramで当社をフォローしてください。 Banyan Securityについて Banyan Securityは、VPNのようなネットワーク中心のソリューションに依存することなく、従業員、開発者、サードパーティ向けのインフラストラクチャおよびアプリケーションへの「どこからでも作業できる」安全なゼロトラストアクセスを提供しています。詳細な可視性により実用的なインサイトが提供されるほか、デバイスの信頼スコアリングと最小権限アクセスによる継続的承認により、エンドユーザーの生産性を損なうことなく最高レベルの保護が提供されます。Banyan Securityは、金融、ヘルスケア、製造、テクノロジーなどさまざまな業界にわたり何万人もの従業員を保護しています。詳細はwww.banyansecurity.ioをご覧ください。

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November 16, 2023

SonicWall、MSP/MSSP専用のマネージド検出/応答(MDR)サービスを買収

Solutions Granted, Inc.の買収によりサイバーセキュリティ製品群を拡大し、コスト効果と柔軟性に優れたテクノロジー主導型マネージドセキュリティを展開カリフォルニア州ミルピタス — 2023年11月16日 — サイバーセキュリティのグローバルリーダーであるSonicWallは本日、大手マネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)であるSolutions Granted, Inc.(SGI)の買収を発表しました。これにより世界クラスのサイバーセキュリティソリューションを多数のマネージドサービスプロバイダー(MSP)に提供します。今回の買収は、パートナーを重視するSonicWallの姿勢を強調し、米国に拠点を置くサービスとしてのセキュリティオペレーションセンター(SOCaaS)のほか、MSP/MSSP専用のマネージド検出/応答(MDR)やその他のマネージドサービスをポートフォリオに追加します。 SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カークは次のように述べています。「デジタル脅威のトリアージをMDRやその他のマネージドサービスに任せるITチームが増えており、この極めて重要なニーズに応えることをうれしく思います。SonicWallとSolutions Grantedは経済的な脅威防御ソリューションでセキュリティ/テクノロジーサービスプロバイダーをサポートし、世界クラスの包括的な自動脅威検出/応答サービスを通じてお客様の環境全体のセキュリティ管理を合理化します。」 今回の買収は、社会のニーズを重視し、柔軟で包括的なサービスでパートナーの成長を促進するSonicWallの戦略に沿ったものです。 Solutions Grantedの最高経営責任者(CEO)であるマイケル・クリーン氏は次のように述べています。「Solutions Grantedは、MSP/MSSPの事業の本質を理解し、お客様に自信と耐久力を持って激動のサイバーセキュリティ情勢を乗り切っていただけるよう、総合的なアプローチでエンドツーエンドのマネージド脅威に対応します。現代のMSPおよびMSSPは、ポイントソリューションよりもマネージドセキュリティのプラットフォームを必要としています。SonicWallとSolutions Grantedの組み合わせは、特化したサービスにより現代のパートナーの皆様に競争上のメリットを提供します。」 現代のサイバーセキュリティパートナーは、ネットワーク、エンドポイント、サーバー、クラウドを含め、お客様の環境全体で新しい脅威を速やかに発見し、対応する高度な自動化ソリューションを必要としています。SonicWallとSolutions Grantedは、最新のAI技術を活用し、非常に強力で差別化されたサービスを提供すると期待されます。 MSPであり、SonicWallとSGIの長年のパートナーであるDTM Consultingの社長、ダン・ブラウン氏は次のように述べています。「20年以上SonicWallと提携し、Solutions GrantedのMDRおよびその他のマネージドサービスに経験を持つ当社から見れば、これはSonicWallのポートフォリオの大きな前進です。今の経済情勢で、脅威情勢の悪化に直面するマネージドサービスのプロバイダーにソリューションを提供するには、ベンダーにこれまで以上の柔軟性が必要です。SonicWallとSolutions Grantedの組み合わせは、パートナー各社が世界中でサイバーセキュリティソリューションへの需要に応えるのを助けることでしょう。」 SonicWallおよび最新の買収の詳細は、こちらのウェビナーにご参加ください:https://www.brighttalk.com/webcast/5052/600250 SonicWallについて SonicWallは、30年以上の実績を誇るサイバーセキュリティの先駆者であり、パートナーを通じてビジネスを展開するトップ企業です。クラウド、ハイブリッド、従来型ネットワークが混在する環境にリアルタイムでセキュリティを構築、拡張、管理するSonicWallは、無数の攻撃ポイントにわたってシームレスな保護対策を提供し、リモート、モバイル、クラウド化の進むユーザーを巧妙なサイバー攻撃から守ります。独自の脅威研究センターを持つSonicWallは、専用のセキュリティソリューションを短時間で経済的に提供し、企業、行政機関、中小企業など、世界中のあらゆる組織をサポートします。詳細は、www.sonicwall.comをご覧いただくか、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramで当社をフォローしてください。 Solutions Granted, Inc.について Solutions Grantedは、北米のMSPやMSSPを対象とし、長期契約なしでのサイバーセキュリティソリューション提供に努めるマスターマネージドセキュリティサービスプロバイダー(Master MSSP)です。Solutions Grantedは多くのセキュリティレイヤーに加え、米国を拠点とする24時間年中無休のセキュリティオペレーションセンター(SOC)を誇ります。Solutions Grantedはチャンネルビジネスの確固たるリーダーとして、近年、CRN Security 100(2019、2020、2021、2022、2023)、Top 100 MSSP(2018)、Top Global MSSP(2019、2020、2021、2022)、Blackberry Cylance MSSP Partner of the Year(2018、2019、2020、2021、2022)など多数の業界賞を受賞しています。詳細はwww.SolutionsGranted.comをご覧ください。

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